***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2003年6月13日金曜日

バンコク快楽道中 いちにちめ

午前中は出勤、団体チケットのバラ売りを空港で受け取り、15:50のCXに搭乗。BKK経由カラチ行きで、乗客 の半分はパキスタン人だった。このままパキスタン行きたくなってきた。

タイ時間6時過ぎにドンムアン到着。イミグレよりもその前の体温検査&医者のサインに時間がかかった。エア ポートバスに乗ろうとして気が付いたが、この時点でまだどこに泊まるか決めてねえ。相棒がふかひれふかひ れと騒いでいるので、ヤワラー(チャイナタウン)に泊まることにしてホアランポーン行きのバスを探したが、いま出 たとこでしばらくないという。1番バスが来たのでそれで市内まで行くことにするがコレが大失敗。空港から市内 までの高速は二区に分かれているのだが、このバスは最初の区が終わったところで下に降りやがったのだ。そ して渋滞。100Bもするエアポートバスなのに。くくう。

渋滞がひどいので適当なところで下りてトゥクトゥクを拾った。相棒が突然カタコトで交渉を始めたので驚いた。カ タコトったって、「いくら?」とか「そりゃ高い」とか「XXバーツ」ってな程度のものだが。60Bを40Bに値切ってヤワ ラーへ。

乗り捨てるなり、そのままフカヒレ屋へずかずか入ってゆく相棒。1500Bもする紅焼魚翅湯はじめ、紅焼鵞掌、紅焼羊 肉、牡蠣と卵を片栗粉で練って香ばしく焼いたもの、などなど。美味いかといわれればそりゃ美味いが、はっきり いって私は道端の15Bのタイぶっ掛けご飯でも十分幸せだからなあ。

←ふかひれ。がつがつと半分以上食べてしまった後。







9時。宿探し。昔よくロビーで涼んだ(泊まったことはない)白蘭大酒店へ。一階の大部分を屈臣氏(香港資本のド ラッグストア)に貸してしまい、ロビーは二階に移っていた。部屋は700B-900B。長いこと客が入っていない匂い がしたのでパス。定期的に部屋の手入れをする余裕のないホテルが、無理をしてじゅうたんをひくとこうなる。あ っさり木やタイルの床にしておけばいいのに。

はす向かいの中国大酒店へ。ロビーはすごくいい雰囲気だったが、部屋見てがっかり。狭い。でも匂いはしない し、窓の外もまあまあ見晴らしがいいし、なにより相棒がマッサージマッサージとやかましいのでので泊まること にする。。850Bは高いなあと思って値切りにかかったら、そんなヒマがあったらマッサージと哀願されてしまっ た。手ごたえありだったのに。で、マッサージ。

2時間で350B。香港時間で言うと12時過ぎまで按摩されて、早寝早起きの私はマッサージを受けながらぐうぐう 寝てしまった。終わってから相棒が「マッサージャーのおしゃべりがやかましくて参った」とこぼすのだが、私は 爆睡しておりましたので全然わかりません。外に出ると、夜中でもヤワラーは賑やかでうっとりです。屋台で猪 血猪腰湯を食べて帰りました。

さてホテルはネットでの事前調査では「従業員はフレンドリーだがゴキブリがいる」ということであり、従業員はフ レンドリーだがゴキブリがいた。ちなみに一番安い部屋は16ドルでネット予約できますので、予約無しでBKKに 下り立つのは不安だがどうしてもチャイナタウンに泊まりたくてゴキブリが気にならないヒトにはお奨めです。もの すごく狭いターゲットですが。