***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2024年5月26日日曜日

松阪→大阪

本日は松阪→大阪の実家移動日。


ホテルの朝食はいまいちだった~~~。全部冷凍食品だった。広島とか岩国のビジホのはよかったのにな。


近鉄電車で鶴橋まで、乗換なしで二時間ちょっと。三重→奈良→大阪と、山と県境を越えて移動する。私の大好きな普通列車の旅。沿線をググっていると赤目四十八滝があり、山歩きの好きな夫に行ってみるかと声を掛けるも、駅で荷物を預けられなかった場合にフル荷物で往復16キロは厳しいんじゃないかという判断になり、却下。長谷寺は駅から15分だというので、こっちに行ってみることにする。ここと室生寺は、子どもの時に家族で車で何度も来ているはずだ。最近平安貴族関連の本をまとめてい読んでいる私には、長谷寺は初瀬詣でとしてよく目にする名前でもある。



車で連れてきてもらっていたときにはわかってなかったが、駅から行こうと思うとまず駅から谷底まで降りて、そこから反対側の山を登って山寺へゆくのである。ロープウェイで繋いでおいて欲しい。


これ、私も前から思ってた。同じようなこと疑問に思う人いるんだなあ。


平安時代の貴族の女性が、奈良の長谷寺詣でする時はどうやって行ったのか?長谷寺への道は険しい。男性は馬に乗るなどしたようだが。

https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000247541&page=ref_view




長谷寺は春の牡丹と秋の紅葉が有名な寺だが、牡丹は少し前に終わっていて、紫陽花が咲き始めていた。本堂から正門へ降りる脇道の階段に、紫陽花の鉢を並べていて、今はまだ隙間が見えているが、これから雨のシーズンにかけて花がみっしり階段を埋めるのだろう。


本尊の十一面観世音菩薩は日本最大の木造観音像だそうで、ありがたく拝んだ。清水みたいな大舞台からの眺めもよく、こちらも素晴らしかったが何しろ暑い。水やらリポDやらを飲みつつ駅へ。来るときに途中の鄙びた売店の店先に並べてあったお茶葉を買おうと思ったのだがどなたもいらっしゃらず、笊に代金を置いて行くことにした。


再び近鉄電車に乗り、鶴橋へ。コリアンタウンに行こうかと思ったのが、夫があまり興味がなさそうで、じゃあ何がしたいかというと「刺し身を食べたい」知ってたよ!!!


阿倍野の名店、『スタンド ふじ』で昼食。やっす! うっま! 嗚呼、次来るのいつかしら。私はこの店のごぼうの天ぷらが大好きなの。おつくり盛りあわせ、うな肝からあげ、かにみそ、ごぼう揚げ、うにいくら丼、揚げ出し豆腐、ゲソ天ぷら、生ビールふたつで4,780円。HKD240かぁ~、息子氏が仕事をしているあたりで座って定食を食べたら、一人でそのくらいする。


阿倍野にはmont-bellが三軒あり、うち一軒へ。夫がここで短パンを買う。私は膝辺りでファスナーで切り離しができるカーゴパンツが欲しいのだが、mont-bellの衣類は結構するので、なんつかもうちょっと、旅に出られる体型になってからその体型で買いたいなと見送り。25Lぐらいのデイパックも一つ欲しいし、40~50Lぐらいのバックパック(私の人生で最後のバックパックになる予定)のも前から考えてるのだけれど、定年まであんまり使う機会もないので、もうちょっと先にしようかな。


さて年貢の納め時で、実家へ向かう。ここからは旅行ではなく業務。明るいうちに実家入りし、風呂に入り、遅い時間に軽い夕食を提供してもらい、母が用意していた上善如水を飲みながら夜更かし。よく飲む婆さんだ。

旅はこれで終わり、夫は明日香港へ帰る。私はもう数日滞在する。



2024年5月25日土曜日

浜松→松阪

本日は浜松→松阪移動日。


朝7時の電車に乗らねばならいので、朝食は前夜のうちにコンビニで買っといたおにぎり二つである。夜遅くに買ったのでひとつ30円引き。日本のコンビニのおにぎりはおいしいねえ。香港にも「華御結」という日本人が作ったおむすびのチェーン店があるのだが、安いやつでもひとつ二十ドル前後からで、ということは今のレートだと400円ぐらい。日本の倍以上である。梅おにぎりだと三倍ぐらいになるのかかな。


今日の移動はよりどりみどりで、まず静岡県浜松から、隣の愛知県豊橋までJR東日本で行く。豊橋からはローカル線で渥美半島の途中まで移動。単線電車でゴトゴト行けるところまで行ってから、バスに乗り換えて半島の先っぽまで。そこから対岸の三重県鳥羽までフェリーが出るのだ。そして鳥羽から伊勢に移動して、人並みに伊勢神宮を参拝する。で、今日は土曜で伊勢のホテルが倍ほどするので泊まれず、隣の松阪市まで移動して投宿する。落ち着きのない一日である。大好き。



生まれて始めてみる浜名湖よさようなら~~~。多分もう一生見ることはない~~~。たぶん食べないだろうと思ってたうなぎもやっぱり食べなかったし~~~。浜松から豊橋までのJR東日本ではには、朝練に出るらしい高校生がたくさん乗ってきた。男女ともに布袋に入ったなにか長いものを皆さん持っている。弓道なのかな。女子のほうが長いような気するのはもしかしたら薙刀?


豊橋到着。連絡通路を歩いて豊橋鉄道へ。窓口で鳥羽までの通しチケットを買う。乗るとすぐ発車だった。今度はうって変わって、乗っている高校生たちがみな参考書を広げて勉強している。さてはこの先に進学校があるんだな。せこい私はちょろっと調べた。偏差値70の県内有数の進学校があった。


単線であちこちの駅で通過待ちをしつつ、終点の三河田原まで。ここから先はバスしか無い。接続よくすぐ来たバスに乗れたものの、このバスは渥美半島の途中の保美というとこまでしかゆかず、その先に行くには45分後に三河田原を出るバスを待つしか無いのであった。つまり、三河田原の駅の待合室で待つか、保美のバスの待合室で待つかどっちか。


路線バスで楽しく移動して保美到着。バスの待合室はコンテナを切ったみたいなやつだったので、そのへんをぶらぶらあるく。幸い向かいの道をちょっと入ったところに大きめのコンビニ(ミニストップ)があった。座るところもある。コーヒーとエナドリ2本を買って時間をつぶす。45分後に来たバスに乗ると、その先は大きな道路を走らずに農耕地に降りて村の道をくるくる回りだしたので、それもおもしろかった。目と鼻の先の伊良湖岬にようやく到着。


フェリーターミナルでお茶葉などを買い、鳥羽へ向かう。途中で三島の『潮騒』の舞台となった神島などを通過する。いい天気で景色が良い。この景色を堪能しようと思ったら、車を借りてドライブなんだろうけど、私の免許はもう執行しちゃった。日本での身分証明とかの利便性を考えてもう一度免許証が必要になったら、一万円以下で即日取れる原付免許を取得するつもり。そんで取得後(できれば即)返納して、代わりにもらえる「運転経歴証明書」を身分証とする。


鳥羽到着後に付近で食事をしようと思っていたのだが、夫はこのまま伊勢に行くという。それもよし、どうせ水族館にもミキモト真珠島にも縁のない我々だし、移動だ。近鉄で伊勢市駅まで移動し、土曜で混む中、首尾よく最後にいっこだけ空いてたロッカー(小・400円)に荷物を押し込んで、とりあえず外宮に向かった。


外宮真ん前の茶屋で団子を頼み、と抹茶ラテを飲む。暑くてかなわん。今回の旅行では象か虎かサーモスかの小さいステンレスボトルを絶対買う。香港の半額で買えるはず。


外宮参拝。こんなんだったっけ。(たぶん小学校の修学旅行以来) 外宮前からバスに乗り、内宮へ向かう。猿田彦神社はパス。終点の内宮前まで行き、橋をわたって内宮参拝。こんなんだったっけ。数万円払うと、布を垂らして見えなくしてある内宮の門の中まで入れてもらえるそうだが、多分短パンでは断られるんだろうな。(宮司に引率されて入ってる人がみなネクタイ絞めたスーツ姿だった)


内宮前から猿田彦神社ぐらいまで参道を降りようと思ったが、太秦映画村みたいな参道は観光客で一杯で死にそうな気分になったので、途中で横にそれてバスに乗って帰った。伊勢市駅で荷物を請け出し、急行15分で松阪へ。一生のうち二度松阪に来ることはないであろうと思われたので、松坂牛食う?と誘ってみたのだが、刺し身を食いたい、飲食店ではなくて自分で見て選びたいと断られた。まあよい、そのために近所にスーパーのある宿にしたのだ。


宿は駅からやや遠く、あまり新しくもなかった。大きな駐車場があり、釣具を持った泊り客がたくさんいたのでそういう宿なのだろう。スーパーホテル松阪、朝食付きで9,246円。荷物をおろして、早速スーパーにゆく。そこそこの品揃えで、食べたい魚全部と酒とケーキと牛乳で3,000円ちょっとなのは嬉しいなあ。香港の日系スーパーだと刺身盛り合わせひと船でこの値段を超えちゃう。外食だとさらに倍だ。


今日は移動距離がそこそこ長く、疲れたので風呂に入ってごろごろしているうちに眠くなってしまった。スーパーはなんと24時間営業なので、余力があったらもう一度行こうかと思ってたのに。



2024年5月24日金曜日

沼津→浜松

本日は沼津→浜松移動日。


朝食はまたしてもすき家です。昨日は焼鮭だったので、今日は焼き鯖にした。今度は生卵ではなく温泉卵がオクラを刻んだのといっしょになっていて、鰹節をかけて醤油でぐるぐるにして、丼飯にかけるという趣向。そこに味噌汁がついてやはり490円。恐るべしニッポンの安外食。こんなん近所にあったら毎朝食べるわ。


昼過ぎには浜松に到着、荷物をホテルに置いて駅の反対側のバス停から本日の目的地に向かう。じゃーん、航空自衛隊浜松広報館で~す。私ったらフェミニスト自認左翼なのになんてこと。でも社会党員の娘だった小学校の時からのギルティープレジャーなんだもん。退役した飛行機がいっぱいでうほうほだった。去年(岩国基地)といい今年といい、ミリ趣味皆無の夫は「なぜ…」と思っていることでしょう。



操縦席に乗れる、少なくとも見下ろせる位置までは行けると思ってたF4-EJ改は、操縦席までの階段が閉鎖されていて登れなくなっていた。うっうっうっ。でも正面からバルカン砲を覗いたりはできた。隣にブルイン塗装のT-4があり、そっちは乗れた。夫が結構ノリノリで乗って写真を撮ってくれと頼んできたので、付き合わせて悪いなと思ってた疚しさがやや薄れた。


写真を撮ろうとしたら、乗り方と座り方を指示してくれた係員の男性が、どこからどう撮ると一番かっこいいか教えてくれて、まずは前の階段に腰を下ろして煽りで一枚、それから斜め後ろに立って俯瞰で一枚。たしかにそのポジションがかっこいい。夫のあとに私も座って取ってもらった。うへへ。


それからゴーグルを付けてバーチャル視聴体験をやってみた。ブルーインパルスの各技を、後席に乗って体験するやつ。これがすごく良い出来で、わぁわぁ声が出そうなぐらい楽しかった。椅子が連動して動くやつとかはもっとすごいんだと思う。でも冗談抜きで心臓に悪そう。この視聴体験も12歳以上でないアトラクションだった。


楽しく見学して最後に売店で記念品を物色。なにか買いたい。でもあまりかさばらないもの。迷いに迷って結局百里のカエルちゃんマークのノートと、F-4JE改とRF-4Eのピンバッジを購入。お金を払おうとしたらレジの男性に、「ブルーインパルスは乗った? 横で説明してくれる人、もとファントム乗りだよ?」と。えー! 先に言って!!!


ご機嫌で駅まで帰ってきた。あんまり暑かったのでドトールに入り、夫はアイスコーヒーとモンブラン、私はみかんヨーグルトとやらを頼んだ。夫はドトールとかサンマルクカフェとかタリーズとかベローチェとか、そういう日本のカフェのチェーン店が大好き。そこそこのコーヒーをおやすく飲めて居心地がいいのが(香港のスタバとかパシコに比べると)お得感があるからだおともいます。冷コー飲み終わって、ホットも追加して飲んでいた。


さてさてそれから気を取り直して、もう別にすることもないので買い物に。夫はGUのつるつるパンツが好きなのだが(ジョギングに最適なのだとか)、香港のGUのでは取り扱いを停止してしまい、DECATHLONでもなかなか売ってないというので、6枚買い込んでいた。私も香港では大きなサイズが入手しにくい無印やユニクロのブラタンクトップや、もう長年これしか使ってない無印の旅行用サイフのスペアをふたつ、香港で買うとめちゃくちゃ高いお気に入りの歯ブラシ(7本!)とか日焼け止めとかの消耗品と、香港では入手できない旅行用の小さいサイズの歯磨き粉を数本などなど。


夕食を買おうと駅地下の成城石井に向かうも、大したものを置いていない。浜松の人はここではお惣菜を買わないのかな。駅から少し離れた別のスーパーにも行ってみたけれど、そこもいまいち。しょうがないので本日は外食の日とする。目についた海鮮居酒屋へGO! とはいえ、私はお酒を飲まず、食べただけ。白子の天ぷらが美味しゅうございました。


コンビニでおにぎりを4つと、牛乳を買って帰宿。明日は早いのよ。



2024年5月23日木曜日

横浜→沼津

本日は横浜→沼津移動日。


このホテルの朝食に和食はないので、近所のすき家に出かけた。焼鮭、卵ごはん、海苔、ひじき、味噌汁、白米で490円。やっす! ごはんは我々香港人には十分においしい日本のご飯です。低い要求水準が幸せの秘訣な我々。


駅のホームで電車待ちをしているときに、夫が帽子を忘れたことに気づき、宿に戻った。その時調べたのだが、交通系カードはJR東日本では入場券として使えて150円。JR東日本では西日本で使えず、別途買わねばならない入場券は140円。しかしその入場券はきっぷ販売機で交通系カードで買えるのである。思うに、東日本のほうが性善説、もしくは費用対効果を考えると改札を出ないキセルぐらいは諦めてもいいやという判断で、西日本ではちょっと目をつぶれないぐらいの悪用が想定されるとかそういうことなんだろうな。



想定していた便の一本後の便で沼津へ向かう。スマホの乗換案内アプリが無い時代と今は、国内旅の様相が劇的に違う。乗換駅の熱海に向かう道すがら、小田原という駅に止まった。関西人の私には「小田原…、おさるが提灯ぶらさげるとこだ…」ぐらいしか連想がわかない疎遠な地名だが、駅に着いたら駅のチャイムがおさるのかごやだったので、間違ってなかった。


熱海乗り換えで沼津へ。この列車は明日の目的地・浜松が終着駅らしい。沼津駅前はあんまりなんにもなかった。百貨店とか大きめのショッピングセンターは無い。商店街はある。ショッピングセンターは車で行ける郊外にあるのかも知れない。駅から五分ほど歩いたところにあるホテルトレンド沼津駅前というビジホに投宿。まずまず綺麗です。部屋の広さは昨日と同じぐらい。素泊まりで8,556円。


駅にしずてつストアというスーパーがあり、おさかなの品揃えがなかなかよろしい。しかし今日は沼津港の見物とその周囲の海鮮レストランで昼食を取るつもりで沼津に来た。駅前から循環系統のバスで沼津港まで200円、魚市場は当然閉まっていたが、周囲は海鮮丼を売りにするお店が並んでいた。しかし夫がここで買ったのは道の駅みたいな店でとりあえず新茶だけ。200gで1,000円と激安(にもかかわらず、香港に帰って飲んだらこれがまたおいしいこと。もっと買えばよかった)


なんとはなれば、我々老夫婦、もう胃の消化速度が若い頃のようにはいかなくて、すき家で普通盛りの朝ご飯を食べると、午後を過ぎてもおなかが全く減らないのであった。この状態で海鮮「丼」をまた食べると、夜にはなんにも食べられなくなっちゃう。一軒だけ、店先で鮮魚を売っている店で生食可の岩牡蠣を売っており、見るとその場で食べられるようなので食べようと思ったら、「持って帰って自宅で食べる分には規制はありませんが、店先で食べる場合には必ず火を通していただきます」とのことで、おそらく食品衛生法か店舗法か何かの制限で、生ではできない模様。残念。


沼津港名物の大型展望水門「びゅうお」に登ると富士がきれいに見えるはずなのだが、他の曜日と違って水曜だけは14:00までしか登れないという不運なめぐり合わせ(他の曜日は20:00まで)。そこで、バスに乗らずにぶらぶら歩いて駅前まで戻ることにする。この散歩がなかなか良かった。海辺の防波堤にえいえいよじ登って上を歩いていると富士が見え始めたので、その方向にずっと歩いていくことにした。ちょっとした丘に展望台がしつらえてあり、天気がもうちょっと良ければ最高の長めなのにねって感じの景色だった。先へ進むと左手に長い砂浜が見え始め、砂浜から投釣りを楽しんでいるひとが何人もいた。いい人生だよな。(私たちもです)


さてこのまま砂浜に沿って歩いてしまうと東海道中膝栗毛なので、そろそろ内陸の駅の方に方向転換する。丸子神社(金山彦命という鍛冶の神様)・浅間神社(富士の木花咲耶姫命)を祀る神社についでにお参りをして、商店街を歩く。茶どころ静岡だけあって、商店街にも何軒もお茶屋さんがある。商店街つきあたりの駅まで歩き、そのうちの一軒に入る。立派なお店なのに試飲は一種類しかできず、その新茶は夫の好みには合わなかったので、玉露とちょっといいほうじ茶を買った。ほうじ茶はわたし用。


駅の反対側にも行ってみたが、特に見るべきものは何もなかった。駅前によくわからない自動販売機があり、画面を見ると新幹線・マクドナルド。クオカード・図書カード・銭湯の券?・丸亀製麺・切手等々、こんなものが一つの機械で売られているのを見たのは始めてだった。


夕食を買うにはまだちょっと早い時間だったので、チェーン店ではないドトール的なところでコーヒーを飲んだ。これがまたまずいのなんのって…。「美味しい淹れたてのコーヒー」という看板を見て入ったのに、どうみても長時間あたためっぱなしの焦げ付いた苦くさい味だった。三口以上飲めなかった。あきらめてスーパーに向かう。夫は刺し身をうほうほ買っていたが、私はトマトとパイナップルとケーキと牛乳で夕食に。パイナップルは台湾のやつで、ひとつ分をカットしたやつがたったの350円でした。甘かった~。トマトは枝で熟したやつ。色も形もぶかっこうで超おいしい!



2024年5月22日水曜日

香港→横浜

朝10時半の成田行きフライト、満席ではなかった。昨日はシンガポールエアが死者が出るような乱気流でバンコクに緊急着陸したところで、台湾上空で乱気流とのことで大事を取ってか一時間ほど離陸遅延、しかし到着はさほど遅れなかったので、頑張ってとばしてくれたのですね。


16時半過ぎに到着、外国人である夫の入管にやはり時間がかかり、入国したのが17時半ごろ。駅に向かう。


今夜の宿は横浜なので、便利な移動方法を第二ターミナル駅の京成電鉄で訪ねたら、「時間は少しだけ多めにかかるけれど」と乗換なしのJRを紹介してくれた。事前に乗換案内アプリで調べてはいたけれど、プロに聞いてもやはりそうか。18:04発、1時間57分乗って、20:01到着。20時より前に到着したら、そごうの地下の食品売り場で本日の夕食を調達するつもりだったけれど、時間切れ。Plan Bは横浜駅地下のスーパーで、ここは22時まで開いているので先にチェックインに向かう。


今夜のお宿は横浜駅から徒歩3分の相鉄フレッサイン、ダブル素泊まり9,495円。これ以上無いぐらい狭い部屋で、これ以上無いぐらい清潔だった。最近の日本の新しいビジホってみんなそうよね。線路脇だし、1階に置いてあるアメニティに耳栓があったので騒音をやや危惧したが、最上階を割り振ってもらえたこともあって、全然わからんかった。窓の防音性能も良いのだと思う。


さてさて夕食の買い出しである。今回の旅行は夫の希望で夕食は外食をせずにスーパーで刺し身を買って買って買いまくる予定。地下スーパーを発見するまでに地上をうろうろ徘徊し、素敵な飲み屋が並ぶ道を通り抜けた。立ち飲み屋が何軒かあり、夫が興味津々である。が、まずスーパーに行きたいとのこと。ようやく発見した横浜駅地下食品街は、夫によればスーパー部門の品揃えも良かったが、隣の鮮魚専門店で唯一残っていたつぶ貝が素晴らしかった、という話です。(私はアレルギー持ちなので食べてません)


刺し身と八海山(日本酒)でとりあえず腹を満たすも、さっきの飲み屋街に未練があり、少し夜歩きをする。立ち飲みという形式で飲み食いしたことがないと夫がいうので、ちょうど客が出てきてカウンターが空いた一軒に入る。おさしみ、岩牡蠣、水なす、長芋の短冊、紀土という日本酒で3,740円。サクッと食べて飲んで出た。宿に帰ってこちらも夫の大好物、さっきスーパーで買った生クリームたっぷりのケーキ、北海道の牛乳で満腹して、最初の夜を就寝。

2024年5月21日火曜日

普通列車で東海道

前回、大阪から福岡まで山陽道を普通列車で旅したので、今回は東京から大阪まで東海道を普通列車で旅することにする。とはいっても東京は飛ばした。それと、渥美半島の先っぽから伊勢まではフェリーに乗った。この渥美半島を途中まで行くローカル線と、その先のバスの旅は、この旅のハイライトだった。


Day 01 香港→横浜 成田着後、東京を飛ばして横浜まで移動

Day 02 横浜→沼津 富士を見上げて沼津港と街歩き

Day 03 沼津→浜松 航空自衛隊浜松広報館でF4-EJ改を見る

Day 04 浜松→松阪 渥美半島から船で渡って伊勢参宮

Day 05 松阪→大阪 長谷寺に参詣、阿倍野で食事をしてから実家へ