動物の全般の展示と、恐竜の展示が充実。有袋類のコーナーで、すでに絶滅した最大の有袋類の復元模型があった。カバぐらいの大きさのウォンバット。赤ちゃんポケットが後ろ向きについていました。大きさと見た目のかわいらしさのギャップにびっくりだ。
階下では先住民の文化に関する展示と、オーストラリアにおけるマイノリティの展示。考えるところ大有りだが、それは小僧の人生に関することだ。
特別展示は鉱物。私には見ごたえあったが、小僧がほとんど興味を示さないので残念ながら駆け足。
昼食をチャイナタウンで。

路面電車が走ってました。

それからパワーハウスミュージアム。特別展示はABBA。オーストラリアではABBAはものすごくポピュラーで、オーストラリア人でもないのに国民的歌手だったらしい。シドニーオリンピックの開会式で、オーストラリア人歌手が歌ったのが国歌でも自国の歌でもなく、"Dancing Queen"だったという。なの
で、チケット売りのお姉さん(わたしよりちょっと年上っぽい、つまりど真ん中ストライクで「ABBAが青春の歌なの」世代)は、「すごく充実した展示なのよ!」と説明してくれたが、小僧を見て「でもお子さんにはどうでもいいかも・・・」と口調を変えた。
すんません。私、ついこないだまでABBAとGenghis Khanは同じグループだと思ってました・・・。私にも猫に小判です。
【参考】あばとじんぎすかん。


さてメイン展示。蒸気機関の展示のの充実がすばらしく、スチームパンク好きならヨダレと鼻血で脱水症状を起こしそうなパラダイス天国に息子も昇天(←もはや正気を失っています) いや、息子より母が夢中になったざんすよ。うっほー。
この博物館のためだけに、もういちどシドニーに来たいぐらいだ。
さいごに海事博物館(マリタイムミュージアム)。パワーハウスでもっと遊ぶか、ここまで足を伸ばすか迷ってのだが、まずます来てよかった。鮫の展示が充実していました!
満足の一日なりなり。
ホテルに戻り、荷物をピックアップし、テイクアウェイのすし屋で夕食を大量に買い込んで、空港へ移動。搭乗。夜便なり。早朝5時に香港到着なのさあ。夫と母と小僧は明日は一日休みだが、私は風呂に入って出社である。40過ぎてこの体力、牛のように頑丈な体に生んで育ててくれた母に感謝ですな、というところで、親孝行オーストラリアの旅は終わりである。G'day!