***このブログについて***
書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。
2002年3月25日月曜日
ティオマン島に移動
6時前に起床。タクでフェリーピアへ。船が出るのは8時半だが、イミグレを越える必要ありなので念のため。タク内でるーの朝ミルク。早すぎたのだろうか、フェリーピアの待合室ではしゃぎまわって全部吐く。自分が病弱な相棒が「風邪か!?」と血相を変えるが、何事にも鷹揚な母は「いつもに比べて早かっただけじゃい」と気にも止めない。果たして、乗船後にもういちどどっさり飲み、ぶりっとうんこをたれて元気一杯であった。
1時、ティオマン島に到着。神秘的な起伏を持つ島である。
フェリーの乗客が皆、五ツ星級リゾートホテル差し回しの迎えの車に乗るのを見送りながら、屋根もない、公園の遊覧ボートにエンジンつけただけのような船でエア・バタンビーチを目指す。一人RM20もしくは S$10も取られてしまった。岸を遠く離れた海上で何度もエ
ンジントラブル、けっこうはらはらした。いつもなら笑い話だが、今回はるーがいる。
さて目指していたABC(エア・バタン・コテージ)が混んでいて、RM45の狭い部屋しか空いていない。人気のバンブー・コテージはもちろん満室、隣のNazri IIでエアコンとホットシャワー付RM100の部屋を見つけるも、4泊分しか空いていない
のだと。週末からのイースターホリデーにシンガポールから大量に行楽客がくるのだなあ。それにしてもたった4時間でこんなところに来られるシンガポール人のうらやましさよ。
←とりあえず4泊をRM320に値切って部屋を確保。一泊RM80、HK$162、邦貨2700円。タイやインドネシアと比べるとやはり高いなあという感は否めない。
まあいい、とりあえず洗濯だ。
部屋はなかなかよかった。エアコンはリモコン付き、ホットシャワーとともになんとシャープ製。ベッドはダブルで、ソファとテーブルに鏡台もあった。コンセントがあって、るーミルクが作れるのも大助かり。特大のスーツケースを開けられるだけのスペースもあった。そして目の前が海。むふふ。のほほ。ひょへへ。
昼食は鯖のフライ、いかとたまねぎのいためもの。るーごはんはバナナミルクシェイク。魚の皿がテーブルに到着したとたんに、猫が足元にわらわらと集まってきて、生きて動いている猫を初めて見たるー、大興奮。宿の子も出てきて、るーと遊び始めた。遊べ、るー。社会性を身につけて来い。
ビーチ沿いの小道を散策。せせらぎやラグーンを越える木橋をいくつも渡る、気持ちのよい道であった。
←バンガローがいくつもあったが、今夜の宿よりよさそうなところはなさそうだ。安いことは安そうだが、狭かったり、隣のバンガローとくっつきすぎていたり。見たところ一番よさそうなのはビーチ端の バンブー・コテージだが、ここを2ヶ月前に調べたときに
は、もう予約は一杯であった。次の機会があれば泊まってみたいなあ。
宿で50センチぐらいのトカゲを見かけ、「スリランカで見たやつより小さいなあ」などとぬかしていたら、散歩の途中の川べりで見てしまったのが、なんとびっくり2メートル。もっとか。
私:
「ぎゃー、草食やろなこいつー!」
相棒:
「おお?マレー人はトカゲは食わんのか?」
全く正反対の発想である。
で、でけえ…。こんなんが民家の周りをうろうろと…。
さて夜。おむつをはずしてもらってすっきりおけつのさっぱりるーちゃん。さっそくママのひざの上でちっちをたれただけではあきたらず、たちあがってそのままうんこ。パパがシャワールームにかっさらっていったが、パンツの横からぽろりとおちた、モンキーバナナそっくりの黄色いにゅるっとしたやつに、わあわあ言うだけで手が出ない。見かねた私がためらいなく素手でつかんで便器に放り込むと、相棒は静かにショーゲキを受けたようだ。アホですかあんたは。私はるーのママなのよ。