1. 折りたたみ傘をもうワンサイズ大きいものにするか →やめといた
2. 換えズボンをジャージィ素材のワイドなやつからナイロン素材のパラシュートパンツにするか →そうした。大正解!
3. レインコートを持っていくか →そうした。正解。
07:55のフライトなので、いつも乗ってるA12空港バスではなく、A11の始発で行く。北角からの始発は05:10だと思っていたが、その前に04:50のナイトバスがあった。但しこればマカオ大橋バスへの乗り場へ寄り道するので10分ぐらい余計にかかる。それと、バス代が12ドルぐらい高い。
A12は、バス会社の時刻表には公表80-85分という所要時間が出ていたが、早朝なので一時間かからなかった。反対に昼間なら1時間半では済まんのではないかと思う。香港エクスプレスのカウンターは60分前に閉まるので、カウンターチェックインならバスで行ける一番早い飛行機はギリ07:00ぐらいのやつで、でもまあそれだとちょっと怖い。バスが遅れそうならオンラインチェックインは75分前カットなので、様子を見て移動中にチェックインしちゃうという方法はある。但し荷物は預けられないし、我が家のように座席指定なしの一番安いチケットの場合は、二人並びの座席が自動的に割り振られるとは限らない。(カウンターだと配慮はしてくれる)
さて、早朝5時前には家を出る&空港で食べる暇が捻出できるかどうかは疑わしいので、昨日のうちに華御結(日系のおにぎり屋)でおにぎりを買っといた。バスで食べる。ホントはダメ。空港到着するとチェックインカウンターには結構な列があり、60分前までにチェックインできるかちょっと不安になったが、まあなんとかなった。今回買ったのはほんとに一番安いチケットで、座席指定無し、預け荷物無し、機内持ち込み荷物は座席下におけるサイズひとつだけ、というやつ。香港鹿児島往復でHKD1,734。ひゃっほい。
この便は6月で運行停止になるらしく、廃線の公式アナウンスは出てないけど7月以降の運行予定が出てないことに先週金曜に気づき、慌てて翌週火曜行き土曜帰りの便を買ったのだった。この土曜帰りの便が最終運航便である。
機内は三分の一ぐらしか埋まっておらず、さくっと到着してさくっと入国してさくっと空港バス。鹿児島は全国系の交通カード(SUICAとかICOCAとかPASMOとか)が全く使えず、鹿児島独自のカードがあるが、空港バス(1400円)はMasterを除く各種クレカのタッチ精算が可能で、市内交通は1日や2日の乗り放題チケットが色々出ている。
天文館というところで降りて、徒歩5分ほどで今夜の宿。チェックインは午後三時なので、荷物だけ置いて昼食に行く。到着するなり「くるくる寿司が食べたい」という夫の希望により、鹿児島なのにすしざんまい。食った食ったよ食いました。8,000円分以上食べた(飲んでない)。にもかかわらず、その隣のコメダに席を移して、甘いものも食べた。ああもう、今日はこれでいいかなっていうぐらい食べた。
天文館通り商店街という、鹿児島随一の繁華街を歩く。調べるとモンベルの直営店があったので、さっそく行く。あれもこれも欲しいものばかりだが、値下げ商品コーナーに私が去年から探していた25Lリュックがあり、まさに欲しい色でしかも女性用、完璧じゃん…(ウットリ)。
背負ってみると、今まで買っていた男性用のリュックだと肩掛けとか胸の前の固定ストラップの調節部分がだいぶ長く余るところ、女性用だとそうでもないので、やはり違うもんだなあという感じ。私は女性にしては肉も肩幅も体の厚みもたっぷりあるほうなので男性用でも別に困らんが、普通サイズの女性はやっぱり女性用を買ったほうがいよね。
これは廃盤済みの旧品入れ替えということで、16,060円が12,850円になっていた。ということはHKD645で、この旅の間に見つからなかったら香港で買おうと思っていた別のメーカーのやつがHKD950だったので、ひゃっほい!という気分である。
そして重ねて幸運なことに、薄いダウンジャケットも黒でLサイズが一枚だけ残っており、これは14,300円が11,440円に。ウルトラライトダウンは、いま着ているユニクロがどうしようもなくヘタれてから買い替えようとは思っており、逡巡していたら夫に「香港のユニクロとおんなじ値段やで」と言われ、それもそうだと気づいて早速買った。
夫は私ほど幸運ではなかったが、使い倒して穴が空いて同じく買い替えたかった25Lと、ウィンドブレーカーよりは少し厚めのヤッケのようなやつを首尾よく見つけて購入。それぞれ11,550円と8,690円。香港人男性を日本につれていくと、順調に「全身モンベル男」に育つ。すでに服もズボンもmont-bellだ。
商店街をぶらぶら歩く。これはアーケードの中にあった神社で、伊勢殿屋敷跡という碑が立っているのだが、そのフリガナがなんともおもしろい。「いせどんのやしっあと」促音、そこに入るのかあ。

ようやく宿に戻ってチェックイン。素泊まり4,400円で寝巻きも女性用アメニティ(使い切りのメイク落とし、洗顔、化粧水、乳液)も、必要なだけもらえるので、荷物が減らせて助かる。私はメイク落としは不要だし洗顔も石鹸でもボディローションでもハンドソープでもなんでも平気だが、日本は香港より乾燥しているので風呂上がりの化粧水だけは欲しい。乳液はどっちでもいい。部屋は14平米で、先月の旅行のホテルよりはだいぶ余裕がある。
新幹線が停まる駅前まで行ってみようと、歩いて鹿児島中央駅へ。ほんの徒歩圏内にこんなにたくさん歴史上に名を残した人物が生まれてるってのもすごいやね。ぶらぶら歩いてみたいけど、夫は「しーしやんろんしゃん xi1 xiang1 long2 sheng4」ですら知らんのだもんなあ。
駅前はオフィス街的な感じであまりおもしろくなかったが紀伊國屋書店とくまざわ書店があった。但し、出たばかりの『ヒストリエ』は大雨の影響で入荷が遅れており、今日はまだ売っていない。
駅前のイオンに行ってみたが、品揃えはいまいち。地元系のスーパーのほうがいいかもと、ここでは桃をふたつしか買わなかった。
チーズの店を見てムキーっとなる。私はいつも右のチーズを50ドル台前半、左のチーズを40ドル台後半で買っている。現在のレートだとちょうど倍額。牛乳はじめとした乳製品の値段、羨ましい~~~~~~
駅から暗い夜道を歩いて返ってくると、いかにも薩摩な学習塾があった。こういうの、わたし的にはすごく面白いんだけど、夫とは分かち合えない面白さである。
ホテルから10分ほどのところにある地元系のスーパーで、牛乳、トマト、おさしみ、お惣菜、生わかめ、醤油、わさび等々を購入。イオンより品揃えが良かった。
ホテルは同じ建物の一階にファミマが入っていて、雨に濡れずに行けるのはとても便利。なぜならスーパーで箸をもらうのを忘れていて、ファミマで日持ちのするお惣菜を買ってお箸をもらったから。角瓶と炭酸水も買った。部屋飲みいえーい!、である。
コンビニ並んでいる焼酎の小瓶の充実ぶりときたらほんとにもう。