***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2024年9月25日水曜日

高松→香港

起床。宿のご飯。隣のテーブルが韓国人ビジネス客だった。朝食はお口に合っているのだろうか。私はおいしく食べた。


チェックアウトして荷物を預け、商店街をうろつく。高知と高松は商店街が現役で生き残っている感があった。もう荷物は増やせないし、なにも買うつもりはないけどぶらぶらする。一時半過ぎのバスに乗車せねばならないのだが昼食を食べられるほど胃に隙間が空いていないので、コンビニでおにぎりを買っていくことにする。海外在住者にとっては、コンビニのおにぎりだってごちそうである。


一時前に荷物を受け取り、駅で昨日のうちにめっこを付けておいたばらまき土産三箱を購入。これを私の25Lバックパックに詰め込むと、体に斜めに掛けている4Lスリングバッグを納められなくなってしまうので、スリングバッグは夫に頼む。一番安いチケットなので、荷物はほんとに一つしか持って入れない。ブラジャーの分と、洗面用具(日焼け止め、BBクリーム、パウダー、マスカラ、ビューラー、アイシャドウ、ブラシ、ヘアワックス…)の分だけ、どうしても私の荷物のほうがかさばっちゃうのだ。救急セットとタブレットも私が持ってるし。



バス乗車。小一時間ほどで高松空港到着。チェックイン時にやはり「荷物は一つにまとめてください」との注意を受ける。本家の香港空港ではぜんぜんお咎めなしなんだけど、日本人はやはり几帳面。


ゲートの免税店で金陵の甘酒缶を発見。150円。夫はこれを飲まずに持って帰ることにした。我らが空飛ぶ路線バス・香港エクスプレスは時間通りに飛んでくれて、あっというまに香港到着。着陸後にスマホを開けてバスの時間を調べたら、18分後に次のバスが出るという。乗れるんじゃない? と思ってしまうところが香港なんだなあ。そして乗れた。


家の下で35ドルの兩餸飯(ご飯の上におかずを二種類ぶっかけ弁当)をふたつ買って帰宅。二日前にイタリアからトルコ経由で帰っているはずの息子はまだ仕事から帰ってない。老夫婦でもそもそ夕食を食べて「久しぶりに食べると安中華っておいしいじゃん!」と他愛もないことを言い合い、洗濯を半分だけやって就寝。明日は当然出社である。息子は深夜に帰ってきた模様。(寝てたので知らん)



2024年9月24日火曜日

徳島→鳴門の渦巻→高松

朝食なかなかよろし。チェックアウトし、朝8時頃の路線バスで鳴門へ向かう。今日はフル荷物で一日移動の日である。でも夏だし4~5kgぐらいしかないんだけど。(※夫が買った鍋と米を除く)


鳴門駅通過。なんにもない! やっぱこっちに泊まらなくてよかった。バスはそのまま橋をわたって、淡路島との間の島へ。うずし観潮船は何社かあるが、船が小さくて甲板がオープンになってるやつを選んだ。亀浦口で降りて、高速観潮船うずしお汽船へ行く。チケットは1,600円、淡路島への橋を途中まで歩ける渦の道というのとセットで1,850円。


30分おきに出ているのですぐ乗れた。手が届くような近さで鳴門の渦潮を見物。関西育ちだけど、見るのは始めてです。船を降りて坂道を登り、鳴門海峡大橋へ向かう。渦の道では床にアクリル板がはめられているところが何箇所かあり、真下を見ることができる。高所恐怖症の私には絶対に上を歩けない箇所である。床に合金製かなんかの板を渡してあるところでは、板と板の間の細い隙間から下が見えていて、なんちゅうことしてくれるねんという気分だった。ああやだやだ。



行けるところまで行き、戻り、橋の袂の公園のようなところで私が景色を眺めている間に、夫は波打ち際まで駆け下りていって、蟹の写真を撮って戻ってきた。一時間に二本しかないバスの時間である。


鳴門駅まで戻り、高松までの切符を買う。乗車券が1,650円、池谷というところから高松までの特急券が1,200円。これに乗ると1時間半で高松に着けるが、普通列車にこだわると五時間ぐらいかかってしまう。池谷はちっこい無人駅だった。月台の自販機で水を買おうと思っていたのに、そんなの置けないほど細いプラットフォームで、こんなところからほんとに特急に乗れるのか。


入ってきた特急うずしおは、鼻のところの特急マークがくるんくるんでぐっときた。とても乗り心地よく、さっさと三時前に高松に到着。駅からすぐのホテルに行くも、まだチェックインできない時間のため、荷物だけ置いて駅に戻る。まず、明日のエアポートバスののりばと時間を確認。それからここから数キロ離れたイオンモールへのバスを探す。最終日なので、日本で買おうと思っていたものを探しに行くのだ。夫はmont-bellのライトダウン、私はユニクロの下着である。いずれも香港の半額で買える。


目当て通りmont-bellとユニクロとGUとダイソーがあり、必需品を買い足すことが出来た。夫はライトダウンを黒と深緑の2枚、私はユニクロの下着上下を3セット。ダイソーで手の甲まであるアームカバーを探したがなかった。こういうのは婦人モノの洋品店が入っているスーパーとかのほうがいいのかしら。できればシルク混紡のゆったり長めのやつが欲しい。3,000円ぐらいまでなら出す。今回手首までのアームカバーとつばの広い帽子を使用したところ、日焼けをしないだけで体力がだいぶ温存されることがわかったので、今後は東南アジアへの旅行でも使ってみたい。今使っている手首までのやつは手の甲が容赦なく日焼けするほか、微妙に短くて動いていると上が肘の少し上まで下がって、半袖との間に隙間が開いてしまう。それと私はふくよかさんなので、太さも余裕がほしいのである。


イオンモールにはなんと生鮮食料品部門がなかったので、バスで駅まで戻って駅のスーパーで最後の夕食を調達。宿に戻ってチェックインするとあらあらダブルではなくてツイン。同じ大きさの部屋でベッドが分かれると自動的に部屋の余裕スペースが小さくなるので、きちきち感が増すなあ。とりあえず楽しくご飯を食べて本日も終了である。



2024年9月23日月曜日

高知→足摺岬→徳島

本日は四国みぎした55の日。まずは高知駅から奈半利まで、しんたろう2号という特別列車に乗って移動。名前はもちろん中岡慎太郎で、右側にオープンスペースがある遊覧列車だが普通料金で乗れる。海沿いを走るので景色が良いことと、オープンスペースに立ったままトンネルに入るとすごい風圧と急激な気温変化でおもしろい。(子どもか)


終点の奈半利からは路線バスに乗る。ちっこいバスだった。室戸岬で下車。ここは霊場の一つらしくて、水辺の岩場にお遍路さんの札がたくさん散っていた。


さてここから次のバスに乗るときにちょっとミスがあった。来たバスが別の会社の特殊なバスで、みぎした切符では乗れないやつだったのだ。でも次のバスを待っていると甲浦での乗り換えに間に合うかどうかわからないので乗っちゃう。1,700円。高知東部交通のウェブサイトは時刻表が極端に見づらく、また「運転手が足りないために減便中」などの不吉な表示もあり、ここの乗り継ぎが今回の旅でそもそも一番懸念箇所だったのだ。そして室戸岬はまさかの圏外で確認しようにもWebもMapも出なかった。



バスはすかすか走り、道の駅東洋町というところで乗り換えて甲浦へ。ここからは右下切符に乗れた。来たバスは甲浦からそのまま鉄道に乗り入れて列車になるという不思議な乗り物で、絶対採算取れてないと思う。乗ったままでいると、甲浦で「鉄道モード切り替え、スタート」という棒読みの女性の声でアナウンスがあり、すかさず阿波おどりのお調子が始まったので無茶苦茶おかしかった。車の下で何かをしている気配がある。北京からモスクワへのシベリア鉄道は中国とロシア・モンゴルでは軌間が違うため、モンゴルとの国境を超えるときに乗客を乗せたまま車幅の違う台車に載せ替えるのだが、あれとちょっと似ている。(大学生の頃から乗りたいと思っているが乗ったことなし・もはや乗ることは不可能っぽい)


数十秒で同じ棒読みで「フィニッシュ」とアナウンスがあり、バスは軽便鉄道に早変わりした。運転手はそのままで、田舎の田んぼの中をすべるように抜け、いくつかの駅を経て阿波海南駅へ向かう。JRと接続する阿波海南駅からはこの乗り物はまたバスに戻るので、さっきの棒読みアナウンス+阿波おどりのお調子がもう一度あっておかしかった。


阿波海南からは一両編成の単線で、緑のトンネルをくぐる美しい軌道になる。右手に時々海が見える。徳島に近づくにつれ民家が多くなり、郊外の市街地になり、やがて徳島に到着。6時半頃の到着だが、駅からホテルの間にあるスーパーの魚屋が7時に閉まるので、ホテルの前に先に寄って夕食を調達。夫のためにこんなんまで調べてやる私は偉すぎだ。


チェックインして夕食。思ったよりでかいホテルだった。中高年向けのお遍路さんバスツアー客などが泊まっていた。というわけで、部屋は広めできれい。うれしいな。


食後に宿の周りをうろうろしたが、徳島駅前ってなんにもないのね。だってショッピングセンターが7時に閉まるんだもんね…。コンビニでおやつを調達して、本日は終了。明日は早いのだ。



2024年9月22日日曜日

高知の日曜市

本日日曜は高知の朝市の日。トルコで行ったセルチュクの朝市みたいなやつを想像していた。大体合ってた。(但し規模は違う・さほど大規模ではない)一通り歩いて、砂肝の串焼きと冷やしあめを買い食いし、蜂蜜ときくらげなどを買った。古道具屋で夫が湯呑みをふたつ買う。旅館の部屋の座卓の上においてるようなやつ。100円/個。九谷のパチモンみたいな杯もふたつ買っていた。


朝市を離れて商店街をぶらぶらしているとミスドがあり、この店もうすぐチムに来るんだよ、でもどういう値段付けになるんだろうねえと夫に言ったら、じゃあ今食べよっかと珍しく言うので、お茶にした。私はフレンチクルーラーとオールドファッション、夫はフレンチクルーラーになにか白いものが掛かったやつと、一口サイズの丸いのみっつ。コーヒーを飲んだ。食べる前に想像したほどの感動はなかったなあ。もう胃も舌も老人なんだなあ。


さらに商店街をうろつき、大丸でスナフキンのハンカチを買った。ガーゼのような綿ジャージィのようなちょっと大きめのやつ。私はドライヤーが嫌いで髪を乾かさずに横になることがしょっちゅうあるので、ホテルで枕に敷けるものが前から欲しかった。


夫は北海道物産展で海鮮弁当に一目惚れ。うにといくらとほたてとカニがたんまりのってるやつをひとつ買い、食べるところはないので駅まで行って待合スペースで食べることにする。旅気分。つか、旅だ旅。


夫はさらに、大丸の前の路面に店を出していた有機農業産品の屋台で、玄米を1kg1,000円で購入。買ってから玄米であると気づいていたので阿呆である。私は玄米が好きだが、夫は胃が弱いのであんまり好きではない。帰ったらわたくしがいただくことにしますね。


駅に向かい、お弁当をはんぶんこし、明日の切符を買う。四国みぎした55フリーきっぷというセット切符で、高知から奈半利への鉄道、奈半利から室戸岬経由甲浦への路線バス、甲浦から阿波海南への私鉄、阿波海南から徳島へのJRがセットになって5,800円。3日間有効で、どこで降りてもいい。


駅から宿へ戻る途中にスーパーがあり、夫はさらにここで行平鍋を買うという暴挙に出た。今回は一番安いチケットで来たから、荷物は機内持ち込みだけなのよ~。持ち込みは一つまで、7kgまでという制限があるのよ~。米と鍋~。


朝からよく歩いたのでやや疲れており、桂浜に行くにも時間がたりなさそうだったので、午後の昼寝。夕方また商店街を少し歩いて、夕食は宿の近所にあった、縁側に腰掛けて飲食できるちょっと面白い店にする。中は掘りごたつ式だが、縁側はまるで外の歩道で食べているようなもの。かつおのたたきの塩味と、串焼きおまかせ10本、残念ながらイカの炭火焼きがなかった。突き出しは枝豆の鰹節和えと、ゴーヤーチャンプルー。


ビールで乾杯して本日はおしまい。




2024年9月21日土曜日

宇和島→宿毛→中村→高知

本日は高知への移動日。それもわざわざ海辺の道を路線バスで宿毛経由である。特急で真横に行けばすぐなのに。足摺岬に行けないのは残念だが、とはずがたりの二条も足摺岬のあたりは虚構であって、実際には行っていないらしい。


11時開店で名物料理穂積亭の鯛めしを食べて出立。これ、家でもやってみようかな。大葉だけが入手しにくいな。
















コンビニで愛媛っぽいものを買ってみた。















駅前からバスに乗った。さようなら宇和島、多分私のこの一生で再訪することのない街よ。





















海岸べりの道を走り、宿毛へ。宿毛からは土佐くろしお鉄道に乗り換える。可愛い電車が並んでた。もちろん一両編成。





















中村から特急あしずり号に。でもまだここはJR四国管区じゃないらしい。JRに入ると途中の駅で運転手さんが変わった。



















車中のおやつ。




















さて、高知は週末の宿がどこもお高いので、ゲストハウスをの和室を取った。ここには二泊する。今回の宿を記録しておこう。

東横INN 丸亀駅前 朝食付き 9,261円
ターミナルホテル松山 朝食付き 7,830円
宇和島オリエンタルホテル 朝食なし HKD310.48
Guest House BONITO 朝食なし 8,360円
スマイルホテル徳島 朝食付き 8,721円
ハイパーイン高松駅前 朝食付き 8,606円
宇和島だけAgoda、あとはBooking.com。やー、日本のビジホはよくできてるね。他国の安宿に比べると水回りの出来が良い。狭いのとトレードオフだけど…

んでまあ、今夜のゲストハウスは繁華街に残った日本家屋で、一階に男女共用ドミトリー一室とシャワールームx2とトイレx2と洗面台x3、二階に女性専用ドミトリー一室と2人用和室一室とトイレx1。こう書くと薄々想像できるように、トイレとシャワーと洗面台がゲスト数に比べて少なすぎるんだわ。

出来たばかりでとってもきれいだったけど、オススメはしづらいかな。それと、飲み屋が近くに何軒もある木造家屋の雨戸なしの部屋で、絶え間なく続く酔客の路上の放歌高吟で朝までうるさかった。チェックインのときに耳栓くれるんだけど、これかあって感じ。

さて、徒歩圏にあるひろめ広場という居酒屋フードコートでちょろっと飲んで食べてから、その隣のスーパーでさわらとしいらとソデイカと揚げだし豆腐と揚げシイタケと金時豆を買い、宿のダイニングで食べた。ダイニングが使えるのはこの宿の良いところだとは申し添えておきます。

 

ひろめ広場で飲んだ地酒試し呑みセット。巻き貝と酒盗と穴子の唐揚げ。

















2024年9月20日金曜日

松山→宇和島

 朝食。昨日より良かったどす
















朝食後に駅に行き、三日間有効の松山→宇和島→高知の切符を買う。特急自由席に乗れるほか、宇和島から宿毛のバスもついていて5,400円。正規の運賃の半額近い。JR四国のページを熟読して見つけた私を褒めてくれ。

高島屋の地下食品売り場を見学。あんまり珍しい刺し身は無し。上まで登って一階ずつ降りてきた。紀伊国屋と無印ぐらいしか見る店無し。商店街をぶらぶら歩き、あんまり暑いのでドトールでヨーグルトドリンク(私)とアイスココア(夫)を飲む。松山城へ行くべく意を決してあるき出すも、手前の三越に吸い寄せられて、やはり地下食品売り場をふらふら。こっちのほうが高島屋より良かった。でももうチェックアウトしちゃったし、座って刺し身食べられるようなところはないんだなあ。カットパイナップルだけ買って出た。

そうこうしているうちに暑すぎて松山城へ行く気がなくなってしまい、もともとの心づもりより二時間早い特急に乗るかと気が変わり、ギリで飛び乗った。特急はさすがに速く、一時間半ほどで三時前に到着。駅から少し歩いて今夜の宿に投宿。この宿は朝食を提供していないので、明日の朝は11時開店から鯛めしが名物の店で昼定食を朝食にする。

近くのスーパーに涼みに行くと、今回の旅で最高の品揃え! しかも大きめのイートインスペースがあって、店内で買ったものなら酒類以外は飲食可。おっちゃんは堪らずつぶ貝と海鼠を買い、私は丸寿司という地元の食べ物を買った。丸寿司とは、細かく刻んだ野菜やゴマを混ぜ込んだおからに甘酢で味をつけて丸め、酢じめした魚で巻いたものだった。おやつ的でおいしかった。
















イートインスペースから見える宇和島城に、今度こそ行こうと本丸への道をたどり、階段を上り始めたが、金毘羅さんの疲れで足が言う事を聞かん。なだめなだめ登ってお城にも登り、天守閣からの風景を眺めて降りてきた。巻き爪のせいで、降りるのも一苦労だった。



















宇和島城公園で見たこれ、香港でも見たことある気がする。なんだっけ。




















さて降りるとヘトヘトで、食事屋で食事をしたくなるような体調ではなく、さっきのスーパーで適当なモノを買って夕食とする。398円の2割引に消費税で、350円ぐらい。今思うと今回の旅行中一番おいしかったのはこの弁当かもな…。毎日こういうの食べたいな…。
















食後、部屋でまったりしていると床がぐらぐらと揺れた。地震だ! テレビをつけると震度4、よりによって宇和島がほぼ震源地。

















地震から数秒遅れで震度付きのニュース速報が表示され、すぐに臨時ニュースが挟まれるので夫がその素早さに驚いていた。そこそこ高さのあるホテルに宿泊中とはいえ、海辺の街なのでちょっと心配になったが、津波の心配はなしとすぐに報道が出たので、安心してぐったり眠った。




2024年9月19日木曜日

丸亀→金比羅神社→松山

ここ数回の日本旅行ではいつもビジホに朝食なしで泊まり、近所のすき家で朝食セットをたらふく食べていた。が、丸亀も次の松山も、駅前の徒歩圏内にすき家(も松屋も吉野家も)無いのよねえ。それで、付けられるところは予約時に朝食を付けた。


朝食後、八時半ごろ列車で琴平へ。一回乗り換え。琴平で降りて思ったことは、門前町なので丸亀駅前よりも賑わいがある。調べたら空港からの直通バスもあるので、こっちに来て一泊でも良かったな…。それと、今回はことでん(高松琴平電気鉄道)に乗る機会がないのも乗り鉄としては残念なところ。


空港から御本宮まで30分、奥院までさらに30分程度。まだまだ暑い日本、えっちらおっちら登って汗だくになった。御本宮からの景色は絶景で、盆地に三角錐型の形の良い山がぽんぽんと並んでいる様子が、奈良によく似ていた。
















登頂記念に奥院でしか買えない天狗のお守りを買ったぞ。



















きれいなトカゲがあちこちをちょろちょろ走っていた。




















さて階段を降りているときに大失敗発覚。足の爪が伸びている。以前もこの状態で山を降りて(インドネシアのケリムトゥ山)、両足に巻き爪をこさえたことがあった。今回痛くなってきたのが左三本と右二本。宿で爪を切ったらなんとかなるかなあ。(先を丸めて刃を湾曲させた小さいハサミと爪切りは飛行機持ち込み可ということを少し前に知ったので、最近は旅行用の救急セットにこのふたつを入れている)

門前町まで降りて、金陵という造り酒屋の旧工場を記念館にしたところで甘酒をしこたま飲んだ。氷をストロー付けてもらって500円/杯。缶が650円/6本。





















駅の普通の券売機で松山までの切符は買えず、駅員さんに普通料金で松山までと言ったら、特急乗らなくていいんですかと何度も聞かれた。ごめんね。だって五時間が四時間になるだけなんだもん。あと、私は席さえあれば電車に乗ってる方が機嫌がいい。

駅で冷たいほうじ茶を飲み、塩タブレットをかじり、1313乗車。






















途中の観音寺駅でアイスを食べて、六時前に松山駅到着。





















夕方六時、駅前のターミナルホテル松山に投宿。めっこをつけていた海鮮居酒屋で亀の手を食べる。結論、一回でいいや。刺し身3人前と小皿2枚、扇貝、塩辛、サメの骨の梅肉、ビール2杯で6,650円。ウィスキーとヨーグルトを買って本日は終了。飲んで寝る。



















亀の手、おいしいんだけど食べるところが驚きの少なさで、一回食べたら満足しました。リピートはない。





2024年9月18日水曜日

丸亀泊

UO642 11:00 - 15:45 HKG - Takamatsuで行く四国。逆時計回りで一周する予定であるが、八日間だと足摺岬か室戸岬かどちらかしか行けない。今回は室戸岬に行くことにした。


A12が上環を経由しなくなったので、10-15分ほど早くなった。が、祝日なのでチェックインカウンターがいっぱいで、だいぶかかった。席指定料金を払えばオンラインチェックインで済むのだが、そうすると席が離れる可能性があり、いつも空港でチェックインしている。


クレカの特典でプレミアムラウンジでただごはん。めっちゃ混んでた。人が多すぎるのとたいした食べ物が置いてないので、大学の学食みたいであったが、我々そもそも機内食がついてる飛行機に乗ることがあんまり無いので、空港で無料のご飯が食べられるのはとっても助かるのであった。


















36分も遅れて飛んだが、12分遅れの15:57高松着陸とうちゃーく。さっさと降り、お手洗いに行くのをイミグレの後にしたので並ばず通過、さくっと過關。空港でバスのチケットが買えて、折よく万札を崩せた。バスに乗ったのが16:10で、なんと着陸から13分しか経ってません。日本入国でこのスピードは始めての経験だ。

このバスは1655発。今夜は高松ではなく、一時間ほど乗って丸亀へ移動して泊まる。明日は金毘羅さんへ行く。

さて、丸亀で降りてびっくり、丸亀駅前、何にも無いわ…。駅にスーパーが付いてるのが救い。駅前の東横INN投宿。新築で綺麗だった。スーパーで夫が刺し身の三種、私がプロテインドリンクと野菜ジュースと牛乳を買い、宿提供の無料夜うどんを食べて今夜はおしまい。部屋はよくできてて言う事無しだった。ユニットバスの床がバリアフリーで上がってないのがビジホとしては珍しくていい。




















ちょっとだけお高めの牛乳を買ったらむちゃくちゃおいしかった。裏に生産者の名前リストが表記されている。