酒店の朝食自助餐は、大人15元、子供10元。馬虎(まあまあである)。
同席に何名かのアメリカ人、比較的年齢の高い女性たちがいたので話しかけてみた。カリフォルニアから団体旅行で、中国を三週間かけて回っているのだそうだ。三週間!北京インの香港アウトだそうだ。中国の発展振りにビックリした。長城寒かった、麗江がいちばんよかった、などなど。息子がUCサンディエゴに在籍中だが、クラスの7割がアジア系だそうだ。成績がいいのはみなアジア系で、他の学生がパーティ中でも図書館で勉強している、中国系は勤勉だ、などなど。
チェックアウト。タクシーで南站。運転手と話をすると、夕べの雨は去年の9月から、半年振りの雨だったそうな。
バス乗車。10:20発。意外といいバスであった。
道はさらに良く、玉渓までなんと片道3車線の広い道。玉渓以降は片道2車線。研和で高速を降りて通海へ。11:40に早くもトイレ休憩があり、トイレは例によって一刻も早く記憶から消し去りたい衛生水準で、中国旅行のリハビリとしてはきわめて有効。とうもろこし3元、ゆでたまご1元、甜白酒(麹で醗酵させたコメ)一碗2元。甕や瓶に入って売られていているものもあり、碗売りのを食べてみると意外とおいしく、買いたかったのだが、旅はまだ始まったばかりだ。

昼食休憩を取るかと思ったら、そのまま通海を通過した。広い盆地にモスクを持つ村が点在している。雲南省は回族の人口が多い。昔このあたりを旅行したときに、アラブ人と見まごう濃い顔、濃いひげの体格のよい男たちをたくさん見かけたことがある。回族は、元朝に色目人として仕えたアラブ人やペルシャ人たちをその祖とする。沿海部では漢人との通婚によって民族的な特徴が薄れたが、このあたりではそうではないらしい。
個舊、南沙経由で元陽到着が4:40、思ったより早く、6時間半で到着した。道が良く、車もよかった。シーサンパンナまで二夜三日かけて行った20年前とは、大違いだ。

雲梯順捷酒店に投宿。双人房80元、三人房120元。小僧も自分のベッドを要求しやがりましたので、トリプルに泊まった。簡素ながら広くてきれいで、窓からの眺めが良くて大満足。

←このタイプの上からシャワー、こんどバスルームのリフォームの時にはぜひ欲しい。
適当に夕食。広場を隔ててホテル向かいの六軍飯店、4皿で50元。臘肉(干肉)がすばらしかったです。在廣場打聽一下,包一天車は250~300元ほど、三輪だと150~200元ほど。
夕食を6時前に済ませてしまい、夜の一大イベント”風呂”にも入れないので、7時ごろから布団に入ってぐうぐう寝る。9時ごろ目が覚め、再度の食事に店を出る。夫は一食たりとも揺るがせにしない中国人である。大雨が降っている。ここでも半年ぶりだそう。私らが香港から雨をつれてきたのかも知れぬ。さっきとは別の店で、大人二人はビールを飲み、小僧にメシをあてがって、食事終了。ホテルに帰ると、「雨が降ったのでシャワーが使えます」とのこと。うわあ、直結かい。
息子ちゃん日記
今天約下午二時,我在一邊吃羊肉串一邊走路的時候,看見賣羊肉的人逃走。我問媽媽,為甚麼要逃走,媽媽說因為警察來了,要抓他們,所以逃走了。原來路邊不能賣小吃。
きょうのあさぼくは7時におきました。それからごはんやさんにいって飯をたべました。たべてるとちゅうにおかあさんが、イギリスじんとしゃべっていました。それからばすていまでいって、9時のばすにのりました。元陽ついたときはもう5時でした。それから酒店にとまりました。