



















まずは遠出をして五指山のふもとまで行くも、霧で何も見えない。しばらく待ってみたが、どうにもならなさそうだ。多依樹までひきかえすも、大雨。仕方が無いので、早い昼食がてら雨宿りをすることにする。
仕方がないのでで早めの昼食をとるべく、勝村という村へ移動。村に入ってわかったが、今日は勝村の趕集だった。イ族やハニ族や漢族が、思い思いに道沿いに商品を並べている。夫が気になったのはこれ。


蜜精(もしくは蜂蜜精)というらしい。本来はミツバチが何らかの理由で蜂蜜の溜まった巣を放棄し、蜂蜜がゆっくりと乾いて結晶状になったものだそうだ。今日見かけたこれは、蜂蜜を人工的に乾かしたものだと思う。ややしっとりとした氷砂糖のようである。味はもちろん蜂蜜。飴として食べてもいいし、お茶に落としてもいい。おいしい。夫はこれを試しに3元分買った。おいしい。もっと買えばよかった。
このあたりでは、米と茶樹には農薬を使うが、野菜には使わないそうである。里へ流通に出すのは米と茶だけで、野菜は自宅で食べるか、近所の市へ出すか、どちらにしろあまり換金性が高くない。
食後、多依樹へ移動。霧が晴れてきた。
食後、多依樹へ移動。霧が晴れてきた。




そして壩達。ここで、管理人のイ族のお姉さんにお茶をご馳走になる。漢族と見分けがつかない、明らかに街に出て高等教育を受けた層。北京から来た老人撮影家と、しみじみ茶を飲みながら話をする。3時ごろまでここでゆっくりした後、老虎嘴へ移動。今日はここで日没を待つ。
小僧は村のイ族の子供たちと鬼ごっこ。名を聞かれて正直に名乗ったものだから、あちこちから名を呼ばわれている。「XXX、你還不過來抓我!」得な性格だよな・・・。荷造りのときも、「雲南の子とサッカーしーようっと。」と、サッカーボールをリュックに入れようとしていたしな。しかし、地元の子はビーサンで岩場をひょいひょい跳んでいくわけだが、小僧はそうは行かない。香港ではお育ちの悪い悪ガキの小僧も、ここでは都会からきた少爺(シャオイエ・おぼっちゃん)だ。村の男の子たちは、閏土のように魅力的だった。
















日没まで粘ったが、本日は夕焼けは無し。帰途につく。石氏が家に誘ってくれたが、長い階段を上り下りして汗をかき、疲れてたのでとっととシャワーを浴びたく、残念ながら遠慮して、夕食へ。相棒も私も小僧も気に入った、干し肉料理を注文。豆腐も香ばしくてすばらしかった。シャワーを浴びてばたりと就寝。
小僧は鬼ごっこがよほど楽しかったらしく、明日ここを離れると告げると、ぶつぶつ言い始めた。
息子ちゃん日記
きょうぼくは7時におきてそとにでました。Taxiにのってとらのくち(Chinese name:老虎嘴)梯田で、風景みました。それからひるになって、飯店にいったとき、小鳥が100ぴきぐらいおりました。
ごはんたべて梯田いって、帰るときにTaxiのうんてんしゅが、いえにきてもいいよといいました。ぱぱは、ぼくたちは飯店にいきたいからいいですといいましたから、飯店にいって飯たべて酒店にかえりました。