私と小僧は一箇所ずつ、相棒は無傷。ホテルで朝食を食べ、まずは今夜の宿を探しにゆく。蚊が出るのなら蚊帳付きの部屋じゃないとな。しかし中国でもめっきり見なくなりましたね、蚊帳付きの部屋。むかしは南中国なら標準装備だったものだが。
歩いて近所のホテルに入り、部屋を見せてもらう。割と大規模なホテル。
USD20で広い。バスルームもまあまあ。ベランダ付き。だが明日からのニューイヤーホリデーで団体予約があり、一日しか空いてないとのこと。困ったね。ま、しかし明日は明日の風が吹く、’めんどくさいので泊まることにして、今日はチャリを借りておでかけでもすることにしよう。

素敵なプール付きだが、寒すぎて入れない。
ホテル前の雑貨屋で声をかけると、店番の女性がどこやらへか電話。しばらくすると、綺麗な英語を話す娘さんがチャリを2台持ってきた。うち1台は気の付くことに子供が座れるような荷台付き。いいですね。とりあえず会安観光だ。
まずは福建会館。なかに天后がいらっしゃった。HCMCの天后廟ではくるくる線香がVND6Kだったので早速三人分奉納したのだが、ここではなんとUSD20/巻と言われ、すごすご引き下がる。古い木造の建物の中の焼物博物館、陳氏先祠などを見学。陳氏先祠は200年ほど前の建造、屋根は日本の技術だそうです。
それからJapanese Bridge。別に日本の技術が、とか日本風とかいう橋ではなく、かつて華人地区と和人地区を結んでいたのだとか。日本人町はもちろん残っていません。
中国風の屋根の付いたゆるやかな太鼓橋。るんるんスキップしているのはウチの息子ちゃんです。
戻って昼食。イタリア人オーナーのイタリアめし屋でパスタとサラダ。私と小僧には大大大好評であったが、相棒の受けはもヒトツであった。食後は旅行会社に寄って列車の手配。やはり軟臥は取れず。ベトナムでは硬臥と軟臥の価格が殆ど変わらないので、軟臥から先に埋まってしまうようだ。
5キロほどのサイクリングで最寄りのビーチへ遊びに行けた。はじっこが見えないぐらいのながーいビーチ。残念ながら本日は波が荒くて海遊びは出来ない。Hueで買ったセパタクローのボールが役に立ち、小僧は砂浜で転げまわって遊んだ。
夕暮れちかくなってから帰途につき、途中のあばら屋レストランでコーヒーを飲みながら落日を見てから、ホテルへ帰った。