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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2007年12月28日金曜日

day 7 @Hui An

荷物を宿に預け、8時ピックアップで美山遺跡へ。昨日とはうって変わって、インド文化の影響を強く受けたチャンパ王国の遺跡である。覚悟していたことだが、バスは市内をあちこち回って本日のお客をピックアップし、バスが会安を出たのはもう9時であった。

Singhapra(←これってシンガポールの語源と同じで、サンスクリットの獅子城だよね)という街を経由して、一時間ほどで美山(My Son)到着。エントランスから遠く離れた場所にある土産物屋で降ろされた。小雨の中を歩く。遺跡入口からはヴァンもしくは小型のジープに乗って遺跡の中心部へ移動。中ではチャム族の民族舞踊によるパフォーマンスなどを賑々しくおこなっており、兵どもが夢の跡・・・風情を味わいに来た私にとってはかなり幻滅。

古チャム族によるチャンパ王国は、同時代のヒンドゥー・マジャパヒト王国と同様、東南アジアにおける中世インド化国家である。チャム族はその後マレーシアやインドネシアの各民族と同様イスラム教を受け入れている。



こーゆーのみるといかにもインド文化の影響って感じ。






































シヴァリンガ三連発でした。すんません。

まともな写真はガイドブックを見てくれい。本来であれば半日ほど滞在したい場所ではあるが、集合時間は12時。小僧がいると自分たちだけで動く旅は難しい。


バスで大きな橋のある川べりまで戻り、バスで帰るひとはそのまま、ボートで帰る人は村の船着場からボートに乗った。船の上で簡単なランチ。ご飯と野菜とパイナップルなど。ボートはゆっくりと川を下り、雨模様でさえなければ素敵なクルーズになっただろうが、生憎の雨。

川の中州に、一面にスイカが植わっていた。

帰って適当な宿を見つけて移動。やはり予算オーバー。