朝八時のバスに乗るべくバスターミナルに行ったら7時半のバスがちょうど出るところで、職員が切符の裏に何やら書き込みをして言った。「急げ!」
私らの希望もなにもあったもんではないです・・・。しかも乗車の際に荷物の重量を計られ、二つのバックパックがあわせて40キロ、その他に相棒がカメラバッグ、私がデイパックを持っているので一人20キロの制限を超えているということで、追加料金を10Rps取られた。これってほんまに払わねばならんものなのだろーか。なんかどさくさに紛れて掠め取られたような気がしてならん。
バスはスカスカ気持よく走り、昼二時にはMadurai到着。駅に荷物を預け、さっそくMeenaksi寺院へ行く。偏執狂的なデザインの塔が4つ。びっしりと隙間なく、リアリスティックかつグロテスクな彫刻で表面を埋め尽くされ、ペンキのようなけばけばしい色を塗られている。いかにもある種のインド的な好みだ。(タイガーバームガーデンみたいな感じね)
中の千柱堂は博物館になっており、あまり手入れは行き届いていないが、しかし結構いい展示が並んでいた。ただ残念ながら明かり取りの窓が殆ど無い壁なし吹き抜けの空間を、展示物用に壁をどっさりこしらえて採光と通風を大変悪くしてあるので、薄暗くて展示物がよく見えない上に冗談じゃないほど暑い。湿度も高いので体に危険なほど暑い。もっとじっくりみたかったが、早々に退散。
時間が少し開いたので、国際電話を掛けられる場所を見つけて香港に電話。電話の待ち客から「」ビルマ人か?」とさんざん聞かれた。なにかゆかりのある土地なのか。
夜八時、乗車。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。