暗い中を出発。夜明け前にSunrise Lookoutへ。暖かい飲み物をサブレの配給を受け、日の出を待つ。刻々と色の変わる岩肌の光が美しい。


日が昇ったところで移動。ウルル(エアーズロック)の登り口へ。実はウルルへの登山は決して奨励はされていない。ここは現地アボリジニにとっては重要な聖地であり、観光客の登山は歓迎されているわけではないのだ。また登山にはリスクもあり、転落して怪我をしたり亡くなったりした観光客や、登山時・登山後に心臓発作を起こしたケースなどもある。そもそも私は高いところが苦手であるし、しんどいことは大嫌い。おまけに「アボリジニにとっては重要な聖地で登山は歓迎されていない」とか聞くと、わりと素直に納得してしまうほうである。しかし「死ぬ前にエアーズロックに登らなくては」は、歳とって何故か健康&運動マニアになった母の念願であり、母が登るならお付き合いはしようと思っていた。しかし・・・
本日、強風のため登山は禁止となりました。

正直うれしかったです(笑
そして肉体的には多分こっちのほうがしんどいかも、というウルル徒歩一周に挑戦。一周10.6キロ、泉のある聖地などへの寄り道を含めると、約12キロ。徒歩一周にチャレンジしてしまうと、おそらく9時半にはここに戻ってはこられないので、あとの案内つきツアーを断念してしまうことになるのだが、帰りの足自体は10時半、11時半にバスがあり、確保されている。いくらなんでも11時半までには戻れるだろう。
本日の一枚。

しかし気温40度。暑ぐてたまんねがったっす。
いやー。各人1.5リットルの水を用意したけど、ほとんどなくなった。六時半から歩き始めて、10時過ぎに元の地点に戻りました。へとへとですが、いい記念でございます。10時半のバスで帰宿。夕べの作りおきのトマトソースで手早くスパゲティを作り、セロリを炒め、グリーンサラダを用意して昼食とする。うん、満足。夕食はまた肉を食べよう。
母と夫は肉体的にバテてしまい、昼寝。しかし、朝4時に起床して40度の気温の中を未舗装の砂の道を12キロ歩いたというのに、小僧の野郎ときたら体力が有り余っている。仕方がないので別のホテル(Sails in the Desert)にある昨日行ったのとは別のプールまで遠征。 私はプールサイドのカフェで居眠り。水を頼んだら$9(HKD72)もして密かに泣いたっ。
夕方、部屋に戻る。入れ替わりに夫が買い物に出かけ、肉、野菜、ミルクなどを買い込んできた。目を覚ました母と散歩がてらツーリストインフォメーションを訪れ、母の体力をかんがみて明日のツアーを申し込む。カタ・ジュタ三時間徒歩コースを考えていたのだが、一時間&ウルル日没コースに変更。ガイドがあってもなくても結局一緒なので、現地までの足だけの安いツアーに申し込んだ。
夜は肉。夫が焼いた。早めに就寝。小僧に付き合っていると私の体力が限界。