***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2011年4月24日日曜日

day09 アオ・ナン沖合い4島ツアー

六時起床で、例によって朝市まで朝食を取りに行く。今日は托鉢の僧を何人も見かけた。コーヒーを飲み、昨日から食べてみたかった鶏カレー味ごはん(チキンプラウ)を食す。うんまい。黒いスカーフで髪を隠した女性の店で、チキンプラウは海南鶏飯と並べて売られていた。

もうこの市場が楽しいのなんのって。



































2011年4月23日土曜日

day08 クラビ沖合の島々ツアー

クラビ沖合の島々一日ツアー。ピーピーと違うのは、ツアーメンバーがほとんどローカルだという点。

あちこち回った最後の停泊地はリンガの祠。漁や航海の無事を祈願するものだという。
 














おもしろかったですよ!


2011年4月22日金曜日

day07 ピーピーからクラビへ


ご機嫌で滞在中の今回のお宿。

べったりピーピーでのんびりするつもりだったが、いらちの相棒が動きたがり始めた。で、クラビに移動する。
















9時の船に乗り遅れ、10時半の船に乗船。船はプーケット線に比べると小さく見劣りがしたが、速度は十分で一時間半で到着。










フェリーピアは市街から離れた場所に移動していた。手持ちのLPと昨夜の宿に'置いてあった歩き方の両方がほめていたChancha Layという宿に投宿。貧乏な外人向けによくできた宿であった。二階のエアコン付きダブルで650B。トイレとシャワーをわざとベランダ風の屋外に作ってある。湿気がこもらないのでいいと思うが、蚊がきたらやだなー。










部屋の壁とインテリアは地中海ブルー、床は細かいタイルでモザイクなど作ってあり、楽しい。部屋は広くないが清潔であり、クーラーも扇風機もあった。水着や濡れたタオルを掛けられるように、幅の広い服掛けがあるのも助かる。

庭を見下ろす廊下には寝そべり椅子があった。一階が簡単な食事を出すレストランで、いろんなツアーもここで申し込める。












家族三人の荷物でござる。

2011年4月21日木曜日

day06 もう一度半日ツアー


昨夜遊びすぎたせいか男連中は朝寝坊。午前中をクーラーの聞いた部屋でうだうだ過ごす。私は引き続き読書。窓の外は海。(一応)。極楽である。

午後からもう一度半日ツアーに行くことにして、まず昼食。場所替えして別の店に行ってみた。炒飯、炒麺が70Bと10B高い。味は変わらず。コーヒーが高くなったなあというのが実感で、40BというとHKD10、というと安いような気もするが、以前は10B~15Bぐらいで飲んでいたはずなので、やはり高い。




午後からの半日ツアー、前回は子供100Bだったのに、今回は150B。全くアバウト。2時集合で乗船。前回と同じような船だったが、コースが微妙に違っていた。潮の満ち引き等の具合で調整しているのだろう。前回と同じく、ほどほどに楽しめた。



2011年4月20日水曜日

day05 一日ツアー

起床。例によって鶏のから揚げが朝食である。どうよ。

9時集合で1日ツアー。10数年前はロングテイルボートで行ったが、バンブーアイランドまでの遠出でロングテイルボートはリスキーである。小僧がいるし。というわけで大きなボートのツアーに参加。

こういう店でツアーを選んで申し込みます↓




乗船。ガイジンだけではなく、タイ人観光客もいる。色白の中国系だ。プーケットの住民の多様性は、見ているだけで興味深い。いろいろな顔つきのひとがいる。今「銃・病原菌・鉄」でタイ・カダイ語族の陸伝いの南下と、オーストロネシア語族の海伝いの南下およびそれによって押しやられたネグリト系などのところを読んでいるので特におもしろい。タイ系の鼻の通った顔、マレー系の目元の濃い顔、ネグリトの血が強く残っていそうな、つやつやした漆黒の肌に低い鼻の顔。どれもタイ人だ。

最後に寄った浅い入り江で華人系タイ人の女の子が岩場で転び、真っ白な太ももにうにの針が数十本刺さったのを見た。刺さったうに本体は外したが、針は肌の鏡面に残酷な黒ゴマのように点々と残り、女の子の肌が赤く、固く腫れ上がった。船員たちは船の厨房から酢を持ちだしてきて、針を浸すようにしていた。小僧がびびりまくり。

でも本日もよい日でした。


2011年4月19日火曜日

day04 半日ツアー

隣にモスクがあるので、予想通りアザーンで目が覚めた。小僧は庭にあったセパタクローのボールでせっせとリフティングの練習。私は目を覚ましてしばらく本を読み、それからゆるゆるとチェックアウトの準備。本日の計画は朝食、宿替え、昼食、午後から半日ツアーと盛りだくさんだ。

船着場で魚を見物した後、屋台でもち米と鶏の朝食。鶏のから揚げ二つともち米で20バーツ。これは激安、しかも揚げたてでうまい。あとは食後にどこかで果物を買えば、朝食は完璧ではないか。

午前はトンサイベイの奥のビーチで遊泳。韓国人の団体さんがたくさんいた。ここで小僧に教え込む。「新婚さんはおそろいの服を着やんなアカンと法律で決まってねん」 なんで素直に信じるのか小僧。その歳でそれでいいのか小僧・・・。それ以来ペアルックを見かけるたびに「あっ!新婚さん!やっぱり法律で決まってるねんな!」と母に報告してくれるので、母はいろいろと心配だ。

満足して宿に戻り、チェックアウト。昨日の一通りの調査を経て、この宿はなかななか悪くない宿であったとわかる。1500Bは相場としてはお得だ。広いし、きれいだし。アザーンが気にならない方にはお勧め。


さて本日の宿。窓からちょろっと海が見える。これだけ見晴らしのいい部屋は稀有。





視線を少し下にやると、この通り。村に面しているのだ。





部屋の中からこんな感じ。悪くないでしょう?




部屋。昨日より狭いが、文句なしに清潔である。従業員の愛想も昨日よりよかった。ナイトスタンドが天然の貝なのが残念。環境保護を考えると、貝製品のお土産は買わないようにしましょう。特に大きいもの。





さて村の街灯を見る。おや、太陽発電だ。





しかしあっちの方のパネルにはぼこぼこ凹みがある。なぜでしょう?視線をずーっと上のほうにやると、





椰子の木。昔、トンサイベイのはずれの丘の上に若い白人が開いたバーがあって、椰子の柱と椰子の葉の屋根だけの名前も無いバーだったが、看板があってこう書いてあった。"A COCONUT ISN'T ALWAYS CRUSHED BY YOU."  ココナッツはいつもお前さんにぶち割られてるわけじゃないんだよ。お前さんの頭をぶち割ることだってあるんだよ。で、ぶち割られた太陽発電パネルというわけだ。




別の街灯は本来の電灯に何か問題?むりやり他の電球を下げてある。こういうどうでもいいものを観察するのは大好きだ。






さて、午後からの半日ツアーに出発。ロングテイルボートに10名ほど乗り込んだ。




まずはモンキービーチへ。それからピーピー・レーを目指し、ツバメの巣をとる洞窟を外から見物。昔は中には入れたが、今は禁止だそうである。さらに島を回りこんで、浅いラグーンに停泊して遊泳。水はきれいだったが、魚はほとんどいなかった。




その次のラグーンには珊瑚があり、泳ぎたかったのだが、上陸してここからマヤベイに向かうという。細いビーチに下りて、人がやっと一人通れる岩の間の洞窟のような通路を通り抜け、階段を上って島の内部へ。木々に囲まれた細い道を抜けると、デュカプリオの映画「ザ・ビーチ」の舞台となったマヤベイに到着した。




美しかとですが(なぜに九州弁)、我が家はビーチにはほとんど興味は無く、スノーケリング派なのよね・・・。ビーチに荷物をほっとくわけにも行かんので、誰かが見張りに残らんとあかんし。というわけで、小僧と夫が泳ぎに出て、私は日記を書きつつすごした。西側に断崖があるので、ビーチの一部が午後からは影になって過ごしやすい。

夕暮れ近くになり、出発。ピーピー・レーを一回りして、ピーピー・ドンへ出立したが、風が強く波が荒い。結構揺れる。波しぶきを受けてずぶぬれになり、小僧が恐怖でガチガチになっている。と、海上で運転手がエンジンを止めて言った。「救命胴衣を着てくれ。前をしっかり閉めてくれ。」アヒャ!

乗客が指示通りに救命胴衣を着込むと、運転手は静かに言った。「レッツ、ゴー!」そして全速力でピーピー・ドンに向かったのだが、ガチガチの小僧がブツブツつぶやいていた。「おかーさんヒドイ。こんな恐ろしい船に僕を乗せて。ボクもう絶対この船に乗らへんねん。」小僧はこの旅であと3回ロングテイルボートに乗ることになります。

帰還。風呂。メシ。盛り場をうろうろ。小僧は私や夫と違って、賑やかなところが好きである。特に白人の集まるバーが好き。座って飲もうぜという。あと10年もしたら、ランカイフォンとかに行くタイプになるのかしら。

迷路のような島の通りを探索し、パーティを覗き見し、興味津々でタトゥを入れているところを見物したりしてから帰宿。もっぺん風呂入って寝た。明日は一日ツアー!