***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2011年4月20日水曜日

day05 一日ツアー

起床。例によって鶏のから揚げが朝食である。どうよ。

9時集合で1日ツアー。10数年前はロングテイルボートで行ったが、バンブーアイランドまでの遠出でロングテイルボートはリスキーである。小僧がいるし。というわけで大きなボートのツアーに参加。

こういう店でツアーを選んで申し込みます↓




乗船。ガイジンだけではなく、タイ人観光客もいる。色白の中国系だ。プーケットの住民の多様性は、見ているだけで興味深い。いろいろな顔つきのひとがいる。今「銃・病原菌・鉄」でタイ・カダイ語族の陸伝いの南下と、オーストロネシア語族の海伝いの南下およびそれによって押しやられたネグリト系などのところを読んでいるので特におもしろい。タイ系の鼻の通った顔、マレー系の目元の濃い顔、ネグリトの血が強く残っていそうな、つやつやした漆黒の肌に低い鼻の顔。どれもタイ人だ。

最後に寄った浅い入り江で華人系タイ人の女の子が岩場で転び、真っ白な太ももにうにの針が数十本刺さったのを見た。刺さったうに本体は外したが、針は肌の鏡面に残酷な黒ゴマのように点々と残り、女の子の肌が赤く、固く腫れ上がった。船員たちは船の厨房から酢を持ちだしてきて、針を浸すようにしていた。小僧がびびりまくり。

でも本日もよい日でした。