さて、一日ツアーの迎えが来るまでにはまだ少し時間がある。ホテルの近所の建設中の中国廟を何気なく見物。建設中ではなく、再建中だった。

これは千手観音だろうか?

その奥にましますのは關公(關雲長)。恐れ多いのでご本尊にはレンズを向けず。

中国らしいお供え物。

建物の最深部の壁のレリーフがすばらしかった。

昨日の薬局でシャンプーを買う。三人で10日間使えそうなちょうどいいサイズのが20B。タイはこういうものが安い。
8時20分にワゴン車が迎えに来て乗車。ホテルを数件回って北部の船着場へ。二階建ての船で出発。

本日のルート。

洞窟のある島で停泊。カヌーに乗って洞窟に入る。

カヌーにも乗った状態で母船を見る。あとで遊泳時間に船の二階の手すりから海に飛び込み、小僧に尊敬されました。

四人乗りのゴムカヤックで洞窟に入り、洞窟のこうもりと島のサルを見て戻ってきた。


次の島では岩と岩との間を縫ってラグーンへ。島の反対側で乗船。そして船上で食事。中華なビュッフェ。

観光名所ジェームズ・ボンド島。夫は三回目、私は二回目、小僧は初回。ラグーンにささってるような島以外は特筆すべき何もなし。暑いし。

島の洞窟にガネーシャが鎮座ましましており、小僧が拝む。

ところで夫はタイ・ラオス・ミャンマー・インドネシアあたりを旅行中に現地人と間違えられることがしょっちゅうあり、特にタイではそれが多い。タイは観光客いっぱいの国であり、観光業に携わる人々はガイジンと自国人を見分ける鑑識眼に肥えているはずなのだが、旅行会社やゲストハウスの従業員から、本当にタイ人じゃないのかとわざわざ念を押されることがある。
本日も間違えられた。私と小僧だけが船の舳先にいるときに、ツアー業者から「結婚してるのか?」と聞かれたのだ。一体何を聞かれているのかよくわからなかったのでよく聞いてきると、彼の脳内では 小僧は私の連れ子で前夫との子であり、私はタイ人の愛人に会いにタイに来ている ことになってました。爆笑した。客席に戻って夫に言った。夫も爆笑。我が家三人の容貌を知る人であれば、同様に爆笑することであろう。小僧と私は同じ顔、夫だけが別系統の顔である。
帰りに少し遊泳時間があり、夕焼けごろにプーケットに帰還。早速昨日の店まで夕食を食べに行く。イートインだけでなくテイクアウェイもできて、もんのすごく繁盛しているので、てんてこ舞いの店員を無理やり捕まえて強引にオーダーしなければいつまでも打ち捨てておかれる店である。夫がシツコク食い下がって注文した。昨日の苦瓜、茶碗蒸し、豚足のスープ、魚のから揚げ、野菜炒め。むう、どれもはずれなし。まだタイ南部の暑さになれない私たちには、20Bでジャーいっぱいのキューブアイスを持ってきてくれるのが大助かりでした。本日もガツガツ食ってるうちに写真を忘れた。
明日は13年ぶりのピーピー島である。