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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2019年12月9日月曜日

Day 3 竹富島

朝食を抜いて、早めの昼食にやぎ汁もっぺん食べに行ったのだけど、今日は牛汁しかなかったの。でも牛もたいへん美味しかったです。
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さてそれから、フェリーに乗って竹富島へ。自転車を借りる予定だったのだが、夫がぎっくり腰で傘を杖代わりにヨボヨボ歩いている現状なので無理。海辺を歩く。幸い干潮で、岩場に沿って歩ける。
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一キロほど歩いていると海に向かって立つ鳥居があり、「これは絶対に航海安全と海上平安の神様、ということは我々が拝むべき神」と、スナフキンが陸に上がって道に吸い込まれるように歩き始めた。果たして小さな祠があり、形ばかりのお賽銭を置いて丹念に拝む。それから、海から上がって来たのとは別の緑のトンネルをくぐって道に出た。
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表の道に出てびっくり、立て札があり、その祠の名前と説明と「神聖な場所なのでむやみに立ち入らないで下さい」と。しまった!
慌てて外からもう一度祠の方角を拝む。説明によれば果たしてそこは航海安全と海上平安の神であったので、これは夫が拝む天后娘娘が外つ國のご同業にお引き合わせくださった縁だと考えて、ご寛恕願うことにする。

さて気を取り直して竹富島観光。なんかもう、嘘みたいに美しいところですよね。しかし先月京都で星海社新書の「パンクする京都」を買って読み、かつ過密都市香港での生活者であり、また先程うっかり禁制の聖域に入ってしまった観光客の私にとってはなかなか辛く、申し訳なさがある。
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人々の生活の場にお邪魔しているのに、自転車も借りず、水牛車にも乗らず、申し訳ないばかりである。さてフェリー乗り場のそばに小さな民俗博物館的な施設があり、私としてはスナフキンがいなければこういうところで一時間でも二時間でも過ごしたいところ。そこで本を二冊買った。
石垣の南山舎の本で、日本最南端の出版社なのだとか。本の上に乗せているのは、さきほどの美崎御獄(みしゃぎおん)の下の海辺で拾った棒珊瑚と波洗いガラス。触れると涼しい音がする。
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離島ターミナル(フェリー乗り場)から宿までは石垣の繁華街を通って帰る。
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榕樹(ガジュマル)の根。
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小腹がすいたので商店街のうお屋で刺し身を買って部屋飲み。
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この石垣の牛乳、信じられないほど美味しかったです。
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さて夜、夫が民謡酒場に行ってみたいというので、勝手がわからない外国人にも入りやすかったガラス張りの路面店に入ってみた。
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滞在中にもう一度食べたいと言っていたゴーヤチャンプルーも食べられたし、夫はとても満足だったようで、私としても嬉しい限り。
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最後にみんなで輪になってカチャーシーで踊って終わった。
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