***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1997年2月3日月曜日

ロジャー・ゼラズニイの「光の王」

朝から雨。どこにも行けない。朝食を久しぶりにEgg&Toastで食べてみた。ブラウンブレッド2枚、バター、ジャム、ハッシュドポテト、トマト、チーズ、スクランブルドエッグが卵二つ分、ホットミルク、以上で50ルピー。

昼食を韓国レストランで。私が頼んだミネストローネはさほどの味ではなかったが、相棒は炒麺がウマイウマイとご機嫌である。店のマガジンラックはほとんど韓国語ばかりだったが、一冊だけASIA WEEKを見つけ、「アジアで一番住みやすい都市」特集を読む。基準は人口一万人あたりの病床数、教育状況、道路に占める車面積の割合、空気汚染度、住宅問題、治安、ナイトライフ、インフレ、税率、失業率など、様々な指数を総合した結果、一位はなんと東京とあった。そっかぁ?!

以下シンガポール、バンダルスリブガワン、大阪、香港、そして仙台と続く。三位のバンダルスリブガワンというのは選んだ方も意外だったらしく、コメントで色々言い訳をしていた。税率0%ってのがやっぱり点数稼いだらしい。ただ、これを読んで知ったことだが、ブルネイに多く住む華僑は公式には市民と認められておらず、従って教育や医療の無償制度の枠外にいるということだった。国王、サルタンだもんなあ。

本屋でロジャー・ゼラズニイの「光の王」を発見、SFを読み漁っていた高校生の頃の記憶が、紅茶マドレーヌを直接鼻につっこんだようにごうごうを溢れ出てきて、ついに195ルピーもするその本を値切りもせずに購入してしまったのだった。