***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2011年12月26日月曜日

day 04 Ahmedabad, 郊外の階段井戸・寝台列車でAgraへ

朝食を取りに夕べの店に行く。小さなモスクの横に、ベジの店。南インド風のメニューが並ぶ。南インド出身の家族経営なのかも。

さて、昨日話をつけておいたリクシャに乗って、20キロほど郊外の村に昨日見たものよりもう少し大きめの、アダラジ階段井戸を見に行く。


到着。近所の小学校が遠足に来ていました。先生に捕まって世間話になってしまった。
この井戸を掘らせたのは、ムスリムであった当時の領主の妻なのだそうだが、井戸の入り口には小さなヒンドゥー寺院が建てられていた。


階段を降りる。地元観光客も多い。

柱の装飾も見事。

差し込む光が織り成す陰影がすばらしく、いつまでも見ていたい。

階段部分の明かり取りを見上げる。

残念ながら井戸穴の周りの回廊が修復中。

消失点まで続けばいいのに。

ジャイサルメールの砂岩もこんな色をしていた。


地表には、この井戸を掘らせた施主の棺が並んでいたが、この棺は象徴的なもので、遺体が実際にここに埋まっているわけではないという。


地表部分から下を見下ろす。深さがわかる。

装飾は昨日の井戸よりもよりいっそう手が込んでいる。

サリー姿の女性と黒いスリムなボトムの女性が、同じように頭にお盆を載せて歩いていた。









市街地に戻る。バザールを歩く。



この下の写真をとっていると手招きされた。

近づくと店先に席をあけられ、座るように促され、小僧はほっぺたをつつきまくられひねられまくられ、店前の小さな商品をおみやげに持たされそうになり、なんとか辞退すると最後におやつをもらった。モンゴロイド顔がよほど珍しいらしい。





その店の店頭に吊ってあった美しい布。多分礼拝用。

スパイス屋。

そして出発までをジャマー・マスジッドで過ごす。小僧は遊んでいた子供に凧を貸してもらっていっしょに遊んだ。


モスク裏の市場は今日も盛況。

牛で御座る。


チャイを飲んで出発。これでもかというぐらい神様の絵を貼ってあった。














乗車。デリーから来た時の列車よりすこし格が落ちる寝台らしい。しかし私達にはコレで十分。アグラへ観光旅行にいくアフメダバードの核家族(父母ムスコ)と乗り合わせる。ムスコ中学生。世間話をする。中産階級の悩みはどこもおなじで、子供の学費がかかりまんな~という話。ムスコちゃんは郊外の私立に通っており、とても達者な英語を話す。学校には韓国人の同級生がいるそうだ。アフメダバードはマイソールに続きIT系外資の進出が盛んらしく、韓国系の企業も多いのだとか。

消灯まで話をし、寝る。