***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2011年12月29日木曜日

day 07 マトゥラーへ移動

本日はマトゥラーへの移動日。遅い朝食を例の店で食べ、アグラ・フォート前のバス停から出立。


田舎道であり、牛車などもいっしょに通行中。


















馬車も。
 





高架下で開店閉業中の安メシ屋台。




途中で通過した皇帝の墓。名前忘れちゃった。

















途中のバス停で止まると、お盆の上にみじん切りの野菜にスパイスをかけてライムを添えたものを売りに来た。衛生的にもちろん手を出す気にはなれんわけですが、野菜カレー、ダール(豆)のカレー、全粒粉のチャパティ、乳製品を適量と、折々にこういう生野菜を食べていれば、すごく健康的な生活ができそうですよね。



















マトゥラー到着。なんというか、田舎町。


















投宿先を決めるのにけっこう手こずる。当初の心積もりの宿がなんと4000rps近く、部屋を見せてもらうと狭い上に猛烈にカビ臭い。カビは喘息もちの相棒とハウスダストアレルギー持ちの私には何よりの大敵なので、ここには泊まれない。サイクルリクシャーに連れられるままに数軒当たる。満室だったり予算に合わなかったり。面倒になって妥協した宿が結果的には最悪でであったが、どうせ一泊だし寝られればいいかと深く考えず、荷物を降ろした。

ホテルの周りには何も無し。ヴィシュラム・ガートへ向かうことにする。 ガートとは水浴びをする場所。バラナシが有名ですね。天気が悪く、寒い中を歩く。どこまで歩いても目的の場所にたどり着かない。道すがら何度尋ねなおしても、道を間違えているわけでもなさそうだ。

一時間近く歩いてやっと到着。アグラでアグラ・フォートとタージ・マハルとファテープル・シークリを見た小僧には、なぜ苦労してこんなところに来たのかわけが分からなかろう。正直私にも分かりません。(←ちょっと嘘。メインイベントは博物館。)

ヴィシュラム・ガート。ボンベイから来たと言う背の高い上品なインド人観光客に、「こんなとこに家族連れでツアーでも無しに来る外国人観光客は珍しい。」と言われた。ここはインド人的にはたいへん重要な聖地であるので、手放しに賞賛の口調だったが、どうも褒められた気がせんな。




















水べりから寺院を見る。サルがたくさんいた。



















食事を取ろうと、川べりを覆うように発達し、入り組んだ旧市街のバザールに戻るも、歩けど歩けど食事が出来るところが見つからない!運悪くサモサ売りの屋台などにも全く遭遇せず、小僧がぶうぶう文句を言い出した。子供が空腹を我慢できないのは仕方の無いことなので、たくさんある寺院なども見物したかったのだが、あきらめてホテルに戻ることにする。

















サイクルリクシャーの運転手の背中ごしに撮ったバザールの様子。道は真っ直ぐではなくうねうねと曲がり、迷路のようである。






パパイヤ売りの少年。ハイジャック防止のために機内持ち込み荷物に刃物を入れられなくなってから、旅行にナイフを持って行かないことが多くなり、こういう果物を買うことが減った。

















あっ、食べ物発見。揚げ物だろうか?甘いものだろうか?




















 ピーナッツ売り。

















 日が暮れてきた。右にモスクが見える。リクシャワーラーは汗をかいている。




















毛糸の帽子を被った花屋。
















  
りんご売りの向こうには素焼きの壷売り。

















本日のお気に入りはこちら。リクシャワーラー(輪タクの運転手)




























さてホテル到着。レストラン併設のはずなので行こうとするも、閉まっている。客が少ないので開けていないのだ。あたりをうろうろするも、食事が出来そうなところが見当たらない。7時になったらホテル前の屋台がチキンティッカとナンを売るというので、それを待つことにする。

チキンティッカ(180rps)を空腹に任せて4串たいらげ、窯ではなく、うつ伏せにした中華なべの上で軽く焼くスタイルのナンを食べて就寝。部屋は寒く、毛布は薄いので、全員ダウンジャケット等を着たままのフル装備でくっついて寝た。旅行なんか修行なんかわかりません。