メーサリアンでの宿はRiver Side G/H。120Bの部屋が広い! 古びた木の家、ぴかぴかに磨かれた木の床、12畳ぐらいありそうな部屋に3畳ぐらいありそうな床ベッド(寝返り5回ぐらい打てそう)。私には心地よい限りだが、相棒は木造建築も床ベッドもキライである。
本来ここに来たのは、ビルマ国境の町までソンタウを乗り継いでゆき、国境の川を2時間ほどボートトリップしてカレン族の村を見て帰ってくるという一日か二日のツアーの出かけたかったからなのであった。しかし、G/Hでは今はもうやってないと断られた。国境での小競り合いが激しくなり、治安上の問題があるからだとのこと。自力で国境まで行くことは可能ですよといわれたが、そこまでして行きたくは無いなあ…。で、計画はお流れ。
町は小さくて、お寺がふたつみっつ、あとは川が一本流れているだけ。ゲストハウスからの川の眺めは抜群で、ホテルはリヴァーサイド♪川沿いリヴァーサイド ♪食事もリヴァーサイド♪WOWOWOリヴァーサイド♪♪♪と歌ってしまいたくなるほどであった。対岸は一面の湿地帯で、見渡す限りの緑なのだ。
することがないので朝からごちそうを食べてみる。105B、私にはすんばらし-!味であったが、何しろタイ味 Hot&Spicy&Sweet、相棒がむっとしている。薬屋の親父が普通語ができたので、滴鼻薬と虫除けをリステリンを買うのがラクチンであった。いつもうこうはいかんだろうから、あとで辞書を調べとこう。虫除けはベトベトだが効きそうだ。滴鼻薬は香港の1/5のお値段でよく効いた。リステリンはタイ製。ちょっと薄味のような気がする。おやじはなぜか合計から1Bまけてくれた。端数を切ったというわけでもない。
J&J社が蚊取り線香を出していたので買ってみた。あけてびっくり真っ黒な蚊取り線香。しかも匂いが違う。多分、除虫菊を使っていないのだと思う。箱には(1)Less Smoke (2)No Smellと書いてあり、これは外人の発想やで・・・煙も匂いも無い蚊取り線香はさみしいやろ。部屋に帰ってさっそく点火。蚊とそれ以外の羽虫がたちまちバタバタおちてくるので、効き目に感心するよりなんだか不安な気分になった。人体に害は無いのか。そして部屋つきのヤモリには。
明日は朝10時半のバスでメーホンソンへ移動だ。めんどくさがりの私は、たぶんトレッキングには行かないと思う…。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。