6時半起床!シャワーを浴びてバスに乗り、ドンサック経由でスラートへ。スラートで下車すると、すぐにソンタウの運転手が寄ってきて、プーケット行きのミニバンの乗り場まで20Bと言う。同じバスの白人二人はそれに乗ったが、私たちは空腹だったのと、なんかうさんくさかったのでパス。
めし屋で昼食。めし屋のおやじにプーケット行きバスの乗り場を聞くと、なんと目の前。しかしおやじは、ミニバスに乗れ乗れと言う。エアコンバスはここから出ておらず、普通バスかミニバンかの選択になるんだと。普通バス77B、エアコン139B、ミニバン150B。普通バスは6-7時間、エアコンは5時間、ミニバンは4時間だそうだ。
バス停のミニバンチケットカウンターで160Bと言われ、10B高いなあと思いつつ購入。バンに乗り、30mほど離れたところで止まったそこが本来のミニバン乗り場らしい。乗り場に英語表記は無く、必死でタイ語を読むとプーケットまで150Bとあった。って、そこってさっきバスを降りたところから10mと離れてません。うぬう、そうきたか。
ミニバンは11人乗り。本当に4時間でプーケットに着いた。が、おっそろしい運転で、私も相棒も二度とあれには乗りとうない。
Thavong Hotel、エアコンが壊れている部屋がスペシャルディスカウントの200B。広ーい、きれいなダブルで、ソファと椅子とデスクとたんすとバルコニーがついている。ゲストハウスではなく、久しぶりのホテル。ちなみにエアコンありの部屋は330B。相棒が街を探索に出かけている間に、えらいことを発見してしまった。やられた。旅先でちょっとしたものをやられたのはこれが初めてではないが、被害額では今回の比ではない。
母からもらった金のネックレス(それは母が二十年前に初任給で買ったものだ)。同じく母がくれたひすいの指輪。相棒が買ってくれた金のピアス。ラオスで買ったガーネットのピアスとネックレス。以上5点。もう2度と見ることは無いのか。
2時間ほど相棒のひざで大泣きをした。金のネックレスは大学時代に母にもらってから、身につけていない日のほうが少ない ― ほとんどずっと付けていたのだ。途中から金の装身具をはずし、しまいこんでいたのが仇となった。もちろん荷物にはカギをかけていたのだが、所詮はちいさな南京錠である。
もちろんナトーンの売春宿でだ。被害額がどうこうというより、母に申し訳無くて仕方が無い。ああ。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。