相棒がタイ料理全くだめなので、中華屋を探しては海南鶏飯を食す。こればっかり。ビーチを散策、あまりの暑さにへばって帰ってきた。
私がガイドブックをつらつら眺めているうちに、相棒がまたしてもなにやらさげて市場から帰ってきた。でかい蟹。昼食はこれか。
2匹で320B、うーん、けっこうな値段である。小鍋で一匹づつゆでた。私にはどれもこれも同じように見える蟹だが、相棒に言わせると何種類も有り、肉がうまいやつ、卵がうまいやつ、ミソがうまいやつ、はさみの肉が特別うまいやつ、いろいろあるんだそうだ。今日買ったのは「卵になる前の部分がうまいやつ」だそうだ。私は蟹のオスとメスの見分け方すら知らんよ。
甲羅を開くと、鴨卵の黄身みたいにオレンジ色のほくほくしたやつがむちむちにつまっていて、かにみそもたっぷり。これに酒を注いで飲むを抜群にうまいのだと、相棒が日本人と同じことを言いよった。私も大賛成だ。それにタイなどこにでもあるライム(でもタイ人はレモンだと言い張る)をきゅっと絞ってもいいんじゃないの?などと、シアワセなことを言い合う。
今泊まってるゲストハウスは五階建て、私たちは最上階に泊まっているため、部屋よりずっと広いバルコニーが専用で使えるのだ。椅子と机があり、海が見えて見晴らしもばつぐんによい。コンセントがあるので、料理もここでやっている。周りはほとんど平屋建て、このゲストハウスより高い建物は、向こうのほうに見えている1泊3000-5000Bの高級ホテルだけである。
相棒「今あのホテルに孤独な一人の老人が泊まってて、俺らが仲良くカニを食べてる姿を見て、激しく嫉妬してるねん。」と勝手なことを言う。カニは肉もたっぷりで、はさみも特別でっかく、一匹食べると本当におなかがいっぱいになってしまった。
明日か明後日あたりコ・サムイに移動するつもりで、スラターニー行きのバスの時刻表を調べると、コ・サムイ直行バス(バスごとフェリーに乗る)があることがわかった。エアコンバスが191B、VIPバスが300B。エアコンバス、安すぎるなあ。フェリー代だけでも40Bはするはずなのになあ。といぶかりつつもエアコンバス購入。
足の腫れ、不思議な展開を見せている。腫れはほとんど引かず、硬くふくれているのだが、表面にキズは全く無し。しかし化膿に付きものの熱は引いてしまい、さわるとひんやりしているのだ。しかし押すとぐりぐりし、痛い。なんなんだこれは。なんか変な寄生虫とか入ってんとちゃうやろなあ。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。