***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2013年12月21日土曜日

day 01 首都ハノイへ飛ぶ

当日朝から息子のバックパックを買いに行くという泥縄ぶり。そろそろ自分の全荷物を自分で担げる歳だ。國貨公司にはNikkoしかなく、45Lが700ドル弱、75Lが1000ドルほど。75Lはいくら何でも大きすぎ、かつ骨入りでかなり重い。新都城にバックパックにデイパックが付属した形のものがあり、フルオープンできて子供でも荷造りしやすそうなので、これにする。60Lほどで700ドル。

午後4時のフライト、2時15分に家を出るも30分過ぎまで空港バスが来ず、空港到着が3時20分、けっこう冷や汗を書きつつチェックイン。イミグレ前の荷物検査時に、私のビューラーが引っかかって手間取った。

今回利用はLCCの香港エクスプレス、機内食はものすごくマズイ肉入りパンで、私は食べられませんでした。息子が肉だけよけてふたつ食った。定刻通り到着、とりあえずUSD50ドル両替。夫がInformation Centreとやらで市内までのタクシー費用を聞いたらUSD25、黙って夫の袖を引き、事前に調べていたとおり、青い料金表示のある場所に並んでいるタクシーに声をかけると、350Kドンの公定価格であった。約US17。

空港は市内からエライ遠かった。住所をベトナム語で用意していた甲斐があり、ややこしい路地にある民宿の前にピタッと付けてくれて、高速代の別途請求やらチップの要求やらめんどくさいことを何も言ってこなかったので、20Kドンの心づけを添えた。

宿は予想通りのクオリティ。なにしろ一人USD6で朝食付きだ。ダブルベットとシングルベットが一つづつ、荷物の置き場もない部屋に、簡単なシャワー&トイレが付く。窓は大きく、ベランダには折りたたみ机と椅子があった。





時間が惜しく、旅行会社を回って比較することなく、宿の主人にハロン湾行きの手配を頼む。USD65とUSD130のパッケージがあり、当然ながら安い方にする。これ以上安いツアーも手配できるが、おすすめはしないとの事だった。USD65には飲み物と二日目午前のオプショナルツアー以外のすべてが込みで、食事・体験カヤック等は料金に含まれているとのこと。

荷物をおいて夕食へ。しかし方角がよろしくなかったらしく、一向にめし屋に行き当たらない。結局白馬祠横の汚い、しかしよく流行っている屋台で妥協。


炒飯2皿、ハト一羽、酸菜炒牛肉、ハノイビールで320Kドン。約HKD120と、あまり安い気がしない。


ぶらぶら歩く。女人街みたいに店が並んだ通りに出くわす。あとで聞くと土日しか出ない夜市だそう。宿に帰り、水を買う。1.5Lが20K。ベトナム人に嫁いだ広東人の女性が道端で調理済みのかにを売っており、夫が買う。100K。



サイゴンビア2缶とヨーグルトで80K。少しずつ現地での貨幣価値を把握。タバコ一箱は22Kとあった。これは買っていない。

夫と私は機嫌よくシャワーを使った。水は充分に熱い。めんどくさがりの息子はパス。しかしハノイは覚悟していたよりなお寒く、服を着込んで寝たが、私が窓側の位置で寝たので、体の片側だけ寒くて困った。