***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2013年12月27日金曜日

day 07 Sapa到着

列車は遅れている。朝、コーヒーを売りに来る。ベトナムコーヒーのはずもなく、砂糖とクリープ入りのインスタントコーヒーが20K。7時ごろ到着。外にでるとホテルの札を持ったお迎えが来ていた。前の列車に乗っていた客と一緒にVanにつめ込まれて、Sapaまで登りの山道を一時間ほど。

ホテルにつくと、荷物を預けて朝食。この先列車に乗って帰る日の夕食までの食事は、飲み物以外はすべて料金に含まれている。朝食は簡単なビュッフェ式で、ただし野菜や果物は少ない。少しでもビタミンの足しにしようと、飲み物を頼む。レモンジュース35K、OJ35K。

部屋の用意ができるまでの時間を、Tac Tac村への散策をして過ごすことになる。Tac Tac村への入場料はパッケージに含まれているそうな。ホテルから付けられてたモン族のガイドの女の子について行く。モン族らしい他の女の子・女の人がたくさんついてくる。子供を背負っている人が多い。

料金を払い、村に入るときに、ついてきていたやや違った風の服の子が、「私はこの村の人間じゃないのでここから先には入れないの」と言って帰っていった。藍染めの道具や、水力を利用した鹿威しのような粉搗きを見る。村を抜けて滝まで歩く。同じ道を引き返さず、ぐるっと廻る形で村の入口へ戻る。よく出来た散策コースであった。

ホテルへ戻り、昼食。十数種類のセットメニューが用意されており、ひとつを指定する形式。味はこんなもんかという感じ。昼食後に、バイクで山の向こうの滝のある自然公園まで行くオプショナルツアーに参加。自分で運転するならUSD5、のせてもらうならUSD9。自然公園の入場料は30K。

オートマしか乗れないので、後ろに乗せてもらう。手が冷たくて死にそうなり。なかなかスリルがあり、小僧はたいそう面白がっていた。先週降ったという雪が、まだ峠の道の両脇に残っていた。自然公園の遊歩道は手入れが悪いのか、それとも先週の雪で崩れたのか、滝へ到着するまでの道はあちこちが崩れていた。山登り用の靴を穿いてきたのは正しかった。滝自体にはさほどの感銘は受けず。


日が暮れるまでまだ少しあるので、街なかを見に行くことにする。街の真ん中の広場で若者たちがサッカーに興じていて、これってうちの近所の公共ピッチと全く同じ、寄り合い草サッカー。夜はしんしんと更け、気温はぐんぐんと下がっていくというのに、小僧はサッカー観戦から離れない。寒がりの母は付き合うのがツラかった。

ホテルに戻り、夕食。昼食と全く同じセットメニューから、別の料理を選んだ。Tiger Beer(大)30K、ホットチョコレート30K。日が暮れると死ぬほど気温が下がり、扇風機型の電熱ヒーターを150K/日で借りる。あとで知ったが、USDで借りたほうがオトクであったようだ。