***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2013年12月25日水曜日

day 05 Hoa Lo Prison, 歴史博物館、革命博物館

起床。宿提供の朝食を下のダイニングで食べる。夫がそれでは足りず、宿の向かいに座っていた道端売りの老婆から、もち米に緑豆のマッシュを挟んで煎したものを一切れ10Kで買う。うまいが脂っこい。

ゆっくり歩いて湖畔を歩き、すっぽん池のすっぽん寺に入る。大人20K、学生10Kとあったが、何故か息子を見てチケットは買わんでいいと言われた。中に入るとなんか見たことない漢字がたくさんあり、あれは異体字なのか越字(チュノム)なのか謎。書いてある文言(漢文)は標準的ではないような気がしたのだが、それって和臭ならぬ越臭のする漢文だということだろうか。





それからぐるっと回って教会のあたりまで歩き、ハイランドコーヒーで軽くお茶。




タクってフランス統治時代の監獄跡まで30K。Hua Lu Prisonには火炉というぴったりな漢字が宛てられていた。ここでも息子は無料だと言われた。中で日本語学習中だというベトナム人に話しかけられた。



そこから歴史博物館までタクって20K、歴史博物館は二箇所の敷地に分かれており、ひとつは革命博物館とでも呼ぶべきもの。見応えあるのは本館のほうで、ベトナムの歴史を先史時代から全般的に展示していた。私の好きなチャンパ時代の石像のコーナーもあり、お得お得。

革命博物館は別料金。こちらは写真が多く、さほど見応えのある展示でもない。ここを見ている時に気づいたのだが、左下小臼歯の詰め物が撮れてなくなっている。朝、もち米を食べた時に、米に石が入っていた感触があり吐き出したのだが、どうやらあれが詰め物だったらしい。くっくー。旅先で歯の詰め物が取れるほど落ち着かず情けない気分になるものもない。とたんにさっさと香港に帰りたくなった。


が、帰るのは大晦日の夜で、翌日は正月、翌々日から出勤で、歯医者に行く余裕などどこにもないのであった。どうすべい。

さてタクって旧市街まで20K、昨日と同じ店でとりめしなどを食して合計200K、道端店でビールとピーナツなどを食して30K。Bia Hoiという地元ビールは一杯5Kという超お買得価格、(BarでTigerを飲めば30Kである)、しかしピーナツが20Kというのは納得いかんな。





今夜はこれ以上外で飲む気になれず、部屋でうだうだ。こないだまでとちがってなにしろ広い部屋なので、部屋自体の居心地が良いのである。だが9時過ぎに一人で外にでて街を歩き、一時間ほどうろつきまわって、とりあえずニベアとTempoを買って帰ってきた。ニベア45K、Tempo 1ダース53K。今日は簡単な朝食の他にはもち米の揚げ物と米の麺しか食べておらず、一方普段のデスクワークの生活よりはよほどちゃんと歩いているので、心地よい疲労と空腹感。