***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2013年12月22日日曜日

day 02 軍事博物館など

起床。朝食はバゲット2本、卵料理二種、微かに塩味のついた濡米飯(もちごめ)に緑豆のマッシュをのせ、ピーナッツクランチを添えてバナナの葉にのせたもの、コーヒー2杯、レモンジュース。もち米の一品が素晴らしく良かった。この朝食は数種類ある中から前日に注文できる。




あるいて市場へ。農作物より、軽工業品の卸売市場という性格が強いようだった。つまり、我々にはあまりおもしろくない。テト(ベトナム旧正月)が近いらしく、中国と同じような年貨(正月用品)がたくさん並んでいた。

タクシーを拾い。軍事博物館へ行く。26Kドン。11時半で閉まってしまい、博物館内部は大して見られなかったが、屋外展示の各種戦闘機やら戦車やらがまずまず面白かった。




しかしながらそこから拾ったタクシーが雲助で、メーターを使わずに歴史博物館まで行くと400Kを要求してきたので、50K札を一枚渡してさっさと下りた。これでも払い過ぎ。エラ怒りで唾を吐かれ、息子がビビりまくり。

歴史博物館も果たして閉まっており、共産圏ではなぜこう公共施設を昼に閉めるのか。香港では昼に閉まっているのは町医者だけだ。

ブラブラ歩いてその辺の店でフォーを食べてみる。火の通った牛肉が50K、半熟のが40K。タクシーで宿まで帰る。メーターで15K。

フォーが息子の口に合わず、そのへんのカフェのようなところで息子だけ食べ足した。チキンバーガーを頼んだがどう見ても牛肉、49K。OJが22K。私と夫はコーヒー各20K。

別の店でさらにベトナムコーヒー、やはり20Kx2杯。Sapaへのツアーを探しに行く。Sinh Cafeと名がつく旅行会社が死ぬほどたくさんあり、もう本物がどれは全くわからない。本物のSinh Cafeツアーは泣いているだろう。そのうちの一軒にためしに入って聞いてみると、4泊5日でUSD160。Sinh Cafeを名乗らない別の店を当たり、接客中だったのでしばし待ってから同内容で値段を聞く。USD116で、行程と何が含まれていて何が含まれていないかをはっきり説明してくれた。こんなもんかという気がしたが、一旦座って考えることにする。




Hanoi Backpackers' Hostelという、よくできた若い外人向け宿の一階がBarになっており、プレミアリーグを見ながら考えた。タイガービア(小)30K、OJ45K、フライズ50K。決定。もとの店に戻り、支払う。



4時半と少し早いが、軽くベトナムごはんを食べてみる。もち米と鶏もも肉のチキンライス。生春巻き3本、生春巻きの輪切りにえびを乗せて甘辛いソースをかけたもの。コーヒーとソフトドリンクで125K。




現在泊まっている部屋が狭すぎて不自由なので、ハロン湾から帰ってきたら泊まる宿を探しに行く。一軒目がUSD140で笑う。二軒目、USD20の部屋は窓がなくカビ臭かったが、USD28の部屋は倍ほど広く、窓も大きくベランダも付いており、バスルームには個別の給湯器+バスタブありと、当方の要求をまんべんなく備えていたので、ここにする。

息子がプレミアリーグを見たがったので先ほどの外人向けBarに戻り、スパゲティボロネーズなどを食べさせる。90K。子供というのは食の許容範囲が狭いもんである。親の我々はビールやらBarcandyやらで息子の食事に付き合い、自分たちの食事は昨日の屋台へ赴く。ハト料理ほか計3品で286K。

宿に戻り、TVをつけるとNHKチャネルがあった。息子が久保田利伸を見て、「長友(インテル)かと思った」と。

ハノイは思ったよりずっと寒く、しかも宿の布団はとても薄いので、服を着込んで寝ないと寒くてやりきれない。私はスパッツをたくさんとフリースのズボンを持ってきているので、それを重ね履きして寝た。息子には私のぬくぬくダウンジャケットを着せ、布団を蹴っ飛ばして眠るのを防ぐため、私と息子が一緒に寝た。眠りが浅いらしく、一晩中布団のかけ直しで忙しかった…。