***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2013年12月26日木曜日

day 06 ホーチミン博物館 一柱寺 など

朝食のテーブルでいっしょだったのがケベコワの女性二人。寒冷地も寒冷地からきてるのに、寒すぎてSapaをあきらめたという。ベトナムが寒いとは思ってなかったらしい。サイゴンから入ってベトナム30日の旅、私よりやや年かさかと思われる二人であった。

旧市街を歩き、詰め物が外れた歯をせめて守ろうとリステリンを購入。みかん一キロ50K、道端で飲むスイーツ2杯x1.5K。

ホテルに帰ってチェックアウト。同じ部屋を30日の分も押さえた。洗濯物が出来上がっていたので受け取る。一キロUSD1。この宿はビジネスライクな対応が好みで良かったです。夫婦で性格が悪いので、あんまりフレンドリーなところは居心地悪いの。

昼食を、Little Black Duckという2ヶ月前に出来たばかりのレストランで食べる。多分ここは最初に泊まったホテルの親戚ではないかという気がする。ホテルオーナーの妹がレストランのオーナーとか、そういうの。

アイスチョコシェイク65K、コーヒー30Kx2、スパゲティボロネーズ100K、豚三枚肉の土鍋焼80K、鴨肉炒飯80Kなど。そこそこのお味ではあったが、料理が出てくるのが遅いので、イラチの香港人家庭としてはなかなかツライ。お勘定のときに手作りクッキーを何枚かくれた。

が、盛りがお上品すぎて食べ足りず、すぐ横の道端屋台で揚げ豆腐とさつま揚げ。一口サイズに切ったものに各種ハーブを添え、ニョクマムにライムを絞ったものにつけて食べる。油がよく、豆腐はからりと揚がっていた。うんまい。

タクってホーチミン博物館まで38K、緑の小型タクが安くて良い。チケット25Kx2枚、学生はまたしても無料。中はなんというかなんとも言えない展示物で、おもしろいといえば面白かった。共産圏といっても中国とまたいろいろテイストがちがうのね・・・。




すぐ横に一柱寺。猫がいた。



外に出るとサイレンをやかましく鳴らしながらゆっくり走ってくるパトカーがいるのでよく見たら、後ろに十数台のベンツが続いていた。要人の移動らしい。後ろがすごい渋滞になっていた。





タクシーで湖のほとりまで帰る。50K。角のHighlands Coffeeでお茶。景色は良いが、空気は悪い。土産物屋で初のお買い物。シルク荒織のマフラーを100Kで4本買う。一本HKD40弱。

夜行列車に乗る前に夕食は済まさねばならず、あまり空腹でもないので例の鶏めし屋へ。鶏めし35Kx2、にゅうめんと鶏レバーのスープ30K、スープ無しの鶏フォー30Kなど。






さて出発。7:30-8:00ピックアップの車は八時過ぎにようやく来てくれた。さらにあちこち周り、客を満載して駅へ。正面入り口ではなく、裏口のようなところでチケットを受け取った。チケットは団体発行のものらしく、値段が書いていない。殆どの客は我々より一本早い9時頃発の列車で行ったが、私達はSP2というそれより50分遅い出発の便。四人コンパートメントで、ベトナム人ガイドの青年と同室であった。

珍しいことに日本人の家族が乗っていた。我が家と同じ3人家族、12歳の女の子連れで、奥さんのほうは中国語、英語、タイ語が話せるという。父親の方針で、子供の頃から語学を仕込まれたということだ。うらやましいお話です。

小僧がおやつを買うから小遣いクレというので100K札を渡したら、目の前にある小売り屋台ではなくホームの端にあるキオスクまで走りやがりまして、肝を冷やした。列車は10時前に発車。歯を磨いて寝る。