***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

2023年7月16日日曜日

ガトウィック→バース

イギリス時間の真夜中、香港時間の朝に目が覚めて、そのままごろごろする。ミルクティーを作って四杯飲み、クロワッサンをひとつ食べた。体調が少しずつ戻る気配がある。


午後の列車なのでチェックアウトの12時までごろごろする。宿はパーフェクトに清潔でコンセントとかUSB充電がたっぷりあって完璧だった。備え付けのボディソープ兼シャンプーが甘くなくていい匂い。昨日買い込んだ食料を食べて出発。空港の駅側出口にあるCostaでコーヒーを飲みながら列車を待つ。おっちゃんがBootsで顔用の乳液などを買う。


帰国前に使い切れなかったchange(お釣り、小銭)を寄付してください箱に「変更」とあり、ネイティブチェッカー掛けようよ…
































ThemesLinkでGatwickからFarringdonへ。地下鉄でPadingtonまで移動して、GWR(Great Wetern Railways)でBath Spaへ。

 

Padington駅~。くまのパディントンのパディントン~


































ローマン・バスから歩いて五分ぐらい、街の中心部の宿。ベッドの長さイコール部屋の幅で、窓もあるけど開かない(窓のない部屋が一番安く、この部屋が二番目だった)。でもまあ清潔だったし、なによりロケーションがよい。


































ローマン・バスはしまってる時間なので隣の大聖堂へ。明日はバース大の卒業式典で中に入れないということなので、今日見とけてよかった。



























































床の下にあった紀元1000年頃のノルマン時代の遺構部分。こんなんがいちばんすき。ノルマン時代の教会はもっと大きかったのだそう。

今カズオ・イシグロの『忘れられた巨人』を読んでいるので、サクソン人のあとに来たノルマン人がこの教会より前にここに教会を~と、楽しく見下ろした。『忘れられた巨人』は、ブリトン人がサクソン人に追い払われる話なので、もっともっと前。





























しかしその後に行ったローマン・バスによると、ここにはもともとローマ時代の宗教建設が建っていたのだそうな。でもいまさら発掘調査できないもんね。


エドガー平和王の即位はここバースで行われたそうで、それにちなんだステンドグラスがあった。


































夜の11時まで開いてる助かるSainsbyru'sが近所にあり、夕食の買い出し。おっちゃんが長いこと飲みたい飲みたいとうるさかったヤギミルクを買う。期待ほどおいしくなかったそうです。私はプチトマトみたいにちっこくて丸くて赤いラディッシュ240gを買って全部食べた。おなかスッキリ。