移動日。ドーハでの乗継便が一時間遅れてげんなりしていたところに、乗ってみたら嬉しい驚きが待っていた。
帰りは荷物重量の大きい(つまりちょっと高い)チケットを買ってたからだと思うが、プレミアムエコノミーみたいな席に割り振られていたのだ。エコノミーが3-4-3の横10席に対し、2-4-2の8席で、その分座席の幅がゆったり。肘掛けも隣席と共用の1本ではなくて2本。座席幅だけじゃなくて、前の座席とのピッチが広くて足が伸び伸びで、リクライニングシートが深く傾けられる。テーブルは前席の背についてるやつじゃなくて、肘掛けから取り出すやつなので、前席がリクライニングしても機内食は無事。
そしてなにより良かったことは、レッグレストとフットレストがついていて、リクライニングの深い角度と合わせると、かなーり水平に近い横になって休めること。これは大きい! これって昔のビジネスクラス用の座席なんじゃないのかな。(カタールとかエミレーツとかの今のビジネスクラスは隣席と壁のあるフルフラット型かコクーン型)
膝下着圧ソックスと、腿まであるメディキュットと、レッグウォーマーはロンドンからきっちり着用していたこともあり、結果として、嘘みたいに体が楽だった。これまで一番しんどかったのはエアアジアでイランに行ったときだが、あれと比べると雲泥の差。これならこのまま出社できそう。
寝て起きて寝て起きてしながら、『サバービアの憂鬱 「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程』を読んですごした。
香港時間の夜十時ぐらいに到着。荷物が出てくるまで結構かかった。深夜帰宅だが時差もあり、飛行機が楽だったせいもあり、なかなか寝つけない。明日から普通に仕事だ。しかも月末。
それはそうとカタールエアは機内食のデザートに必ずカスタードか生クリームたっぷりのおやつが出ていて、あれは私は大好きだなあ。また乗るチャンスはあるかなあ。
おしまい