本日は夫と私のメインイベント、大英博物館の日。朝食をどっさり食べて朝から閉館まで行く。
アールズコートからホルボーン駅まで15分ほど。徒歩10分ぐらいで大英博物館。並ぶかと思ったが、わりとすぐ入れた。大英博物館なので当たり前といえば当たり前だが、エジプト関連の収蔵物が充実している。しかしわたくし、好みがはっきりしてて、エジプトにはなんの興味もないのよね…。
ちなみにローマとギリシャのメインストリームにも無い。ギリシャはミノアとかミケーネとかの前ギリシャは好きだけれど、ポリス時代にはあんまり興味がない。めっちゃよくできた彫像もわりとどうでもいい。強いて言えば壺絵は好き。蛸絵みたいなプリミティブなのも、線の細いギリシャ神話の絵も、まあ好き。一方、グレコ=バクトリア王国後のインド文化の影響を受けたヘレニズムは好物。プリミティブなガンダーラ様式最高。
ローマはぜんぜんほんとに興味がなくて、エトルリア文明とかのほうがいいなー。ああでも、辺境に残るローマ遺跡は好き。ロンディニウムの城壁とか、それこそバースのローマン・バスとか、トルコやアナトリアの各遺跡とか。北ヨーロッパに残る遺跡も見てみたいなあ…。
イギリスの歴史も好みがあって、近代はあんまり興味なし。現代はもっと興味なし。ブリトン人とかピクト人の時代から、サクソン人が入ってきてデーン人が入ってきてノルマン人が入ってくるあたりまでが大好物。高校のときはノルマン・コンクエストから薔薇戦争終結のあたりまでが好きだった。テューダー朝まではギリ好きだけど、スチュワート朝になると憑き物から覚めたようになんかどうでもよくなる。
アフリカに関する知識は全くなし。南米も同様。
ならどこが好きかというと、いま好きなのは古代オリエント。メソポタミア・アッシリア・古代イラン(ペルシャ)・アナトリアあたりである。
というわけで、入ってすぐの充実するエジプト室をお義理程度に見て回っているうちに、次の部屋がアケメネス朝の展示室で目がハート型になった。とはいえ、本場イランでもっとどっさり見てきたしな…、などと不遜に考える。
いったいなにをやっているのであろーか。
この作家あとで調べたらエロ絵で有名らしい。しかし古代ギリシャのアルチザンが名前と作風が残ってるってのもすごいですよね。
走れメロスだ!
南米ー。アフリカ―。中世から近世のヨーロッパ―。古代から中世のイギリスー。
インドのマトゥーラ博物館で見たクベラ像によく似てる…
いっぱいある。定形なんやな