***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1997年4月1日火曜日

ゴアのバスストライキ


目覚めるも部屋の居心地が良いのでゴロゴロする。そして昨夜一周年記念でタンドリーチキンを食べ、ビールを飲んだせいでインドルピーがすっかりなくなっているので両替に行く。しかし本日はBank Holidayなのだそうで銀行も両替屋も一軒も開いておらず、土産物屋等にあたるもレート悪し。ホテルで聞いてみると、ホテル自体では両替はしていないとのことで、従業員に闇両替をしてもらう。USD1=36Rps。

バスターミナルで列車のチケットを手配できるときき、赴く。アウランガバード行き列車のチケットは旅行会社がパッケージツアー用に大量に押さえているので16日までいっぱいだと言われ、すごすごと引き返す。うーん、最近列車関係では連戦連敗だ。この時バス停での職員に「アッサムから来たのか?」と聞かれる。我々もついにインド人の仲間入りか。

巨大な荷物を減らすべく、遅れるものは送ってしまおうと荷造りをする。スリランカの茶入り象2頭、バティック数枚、日記数冊、写真、フィルム、インドネシアのシャコ貝、タイの灰皿、などなど。

ツーリストインフォメーションにルートの相談に行く。アウランガバードへ列車以外で行くために、ボンベイ経由以外の何かいい方法はないかと相談すると、Pune(Poona)経由を提案された。ボンベイまでバスで16時間のところ、Puneまでなら14時間、ボンベイからアウランガバードまで10時間弱のところ、Puneからなら五時間と、かなりの時間の節約になる。そこでバスチケットの手配に出かけるも、明後日の分まですべて売り切れ。どういうことかというと、私営バス保険費の値上げ徴収に反対してボンベイでは二日前から、ゴアでは本日から無期限のストライキに突入、そのため公営バスの席が極端に埋まってしまってるのだそうだ。明日朝から臨時バスのチケットを販売するということなので、それを試すことにする。

さて観光!といってもPanajiでは白いPanaji教会を見るとあとは特に何もなく、博物館へ行くとどこかへ移転したらしくて閉まっており、市場へ行くと魚はすでに売り切ってしまっていて、そこまで歩くと何しろカンカン照りで暑いのなんのって、もうへとへと。スイカとざくろを買い、おつりがないとのことでおつり分のみかんをもらって、とぼとぼ帰る。食って寝る。