***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1996年7月15日月曜日

フフホトへ移動

朝11時のバスでフフホトへ向かう。2時過ぎ到着。バスターミナルの横が駅だった。ホテルを探そうと、通りがかりの白人に安い外人用ホテルはないかと尋ねると、なんだかひどく取り乱している様子で、「もちろんある。今帰るところだからつれていってあげよう・・・あ!」なんじゃらほい。「君たちは中国語は話せるか?」「ええ」「じゃあ、僕の切符を買ってくれないか? 外国人はCITSへ行けと言って売ってくれないんだ。」「いいけど、いつのどこ行きの何席がいいの?」「なるべく早いやつ、今日でもいい、北京行き、希望は硬臥・軟座・軟臥・硬座の順」

結局明日朝イチの硬座しか買えなかった。CITSの手数料は一枚40元だそうだ。硬臥なら北京まで200元ぐらいなので、40元の手数料は確かにばかばかしい。(2万円のチケットにプラス4000円が手数料という感じか。)

そのフランス人に新城飯店へつれていってもらう。ドミ40元とあまり安くはないが清潔。4人部屋で同室はスウェーデン人の女の子二人。北欧人らしく、東洋人のスタンダードからするとあられもない格好でくつろぐので、相棒がいたたまれないらしく、小さな声で「明日、ホテル移ろう…」

ホテル探しに出るも、駅行きのバスが30分待っても来ず、ようやくやってきたときにはドアがしまらないぐらいの超こみこみ状態だったのであきらめてホテルに帰る。ホテルのレストランで食事。おかず3品(うち一品は内蒙古らしく羊肉のごろごろスープ)、ごはん2杯、ポット一杯のおいしい茉莉花茶で25元。ごちそうであった。これを見てもCITSの手数料がぼったくりであることがわかる。ホテルの食事二人分より高いんですよ。

9時、風呂に入るも頭を洗い終えたところで湯が水になり、終わり良ければすべてよしというが、終わりが悪ければすべてダメなのだろうか?