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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1996年12月21日土曜日

ヤンゴン市内をうろうろ

ビルマでは中国にならって、二重貨幣制を採用している。外国人が両替をした場合に手にするのはFEC(Foreign Exchange Currency)といい、国内貨幣であるミャンマーチャット(Kyat)とは紙幣がちがう。この2種は表向きは等価とされているが、闇マーケットでは違ったレートで取引されている。海外からの輸入品などはFECでしか購入できないため、常にFECの方が価値が高い。

ミャンマーのFECは中国で印刷しているそうで、活字以外は大きさも色もデザインも中国のとそっくり。本日は、これをローカル通貨に交換しにいく。チャイナタウンでFEC166、USD167と言われ、粘るがレートは変わらない。相場なんだろうな。とりあえず換える。

ヤンゴン市内を流して歩く。もっと安い宿を探すも、どこもちょっと勇気がいるほど汚かったり、臭かったり。しかも別に安くなく、YMCAはいい選択だったようだ。

インド大使館でビザを訊く。USD20。タイよりやや安い。自分で申請できるとのことで、エージェントに支払う手数料も節約できるうえ、申請当日に即日受け取りなのだそうだ。3~4日待ちのタイより、かなりいい条件である。帰りにここでビザを取ろう。

ビーマンでカトマンドゥ行きをリコンファーム。

YANGON DUTY FREEという看板が街のあちこちにあり、入ってみると噂どおり酒が激安。もっとも、二人ともほとんど飲まないほうなので、移動中に割れても心が痛まないよう、USD8のロシア製ウォッカを購入。相棒は飲めばかなり飲めるが、ほとんど飲まない男である。