中華街をウロウロして過ごす。百貨店をぶらつき、本屋をはしごする。中文書籍の品揃えが結構豊富だ。しかし、香港・中国の本は当たり前だが香港で買うよりずっと高いので、買わない。台湾の本の品揃えが香港より良さげなのがおどろきである。星の王子様の中文版11RM、550円ぐらいか。ソフィーの世界などもあった。でも本を買うと荷物が増えるしなあ。マレーシアリンギットも、もうあまり残っていない。
星州日報を買って読む。1RM。これはシンガポールの星州と同じかと尋ねると、シンガポールの新聞のマレーシア持ち込みは禁止なんだよ、と。香港のだいたいの新聞を中国に持ち込めないようなものか。しかしちがうのは、香港の新聞は過激で下世話な路線だが、シンガポールの新聞はどれも大公報のような記事ばかりであった。シンガポールででちょっと意外だったのは、私はシンガポールは香港と違って福祉の行き届いた国だと思っていたのだが、物乞いこそ見ないものの、オープンエアのレストランなどではティッシュを買ってくれと回っている老人や体の不自由な人を結構見た。年金的なものは無いか、不十分だったりするのだろうか。
とうとうお金がなくなり、夕食はマクドナルド。それも二人分頼むだけの現金がなく、ビッグマックセットを二人で分け合って食べた。
KLからHat Yaiのバスは初めて乗る1-2シート(横に3つしか無い席)のVIPバスだった。30RM(1500円ぐらい)したもんな。でも夕食はついていなかった。テレビでシュワルツネッガーのEraserをかけてくれたので、眠るまで退屈せず。