インドネシアルピアの手持ちがほとんど底をついた。カップラーメンと牛乳とピーナッツと水を買って6500Rp、空港までのバス代が8000Rp、空港税が50000Rpで、そこまで払うと私達の手元には紙のお金が一枚も残らず、見事に使い切ったのでありました。
スカルノ・ハタ空港は巨大で豪華な空港でした。私は初めて乗る、発展途上国ではない国の国際線にわくわくだ。これまで乗ったのがAir India、Biman、中国民航、ましなところでDragon Air、KAL、GULFだ。カンタスはオーストラリアの会社だからなあ。あ、でもそういえばルフトハンザに乗ったこともあるんだった。しかもなぜかアップグレードされてビジネスクラスだ。あれはなぜだったのだろう。
カンタスのサービスは良いとも悪いとも言えない感じでした。よく言えばめちゃめちゃ明るくてフレンドリー、はっきり言うとめっちゃラフ。若い女性FAというのがひとりもいなくて、若い男の子と年配女性ばかり。やることやったらずーっと仲間内でおしゃべりしているうちに、ジャカルタからシンガポールへの短いフライトは終わった。
大量のインドネシア人乗客の乗機が遅れたせいで(国内線乗継遅れ?)、到着も一時間遅れ。すで日が暮れている。空港バスの乗り場に向かうと、白人のおばあちゃんが私達に”Japanese? Koriean?"と声をかけてきた。そしてLee Travellers G/Hの地図と住所を印刷した紙をくれて、ここのベッドは安いわよと勧めるのだ。白人の、しかもおばあちゃんの客引きというのも珍しい。Lee Travellersは正にたまたま私達が行こうとしていたゲストハウスなので、16番バスで向かうことにする。ドミトリーはすでに埋まっており、一番安いツインは25$であった。近所もいくつか当たってみたが、Lee Travellersが一番清潔そうに見えたので翌日のドミトリーを予約してそこに泊まる。ドミはFan部屋が$7、A/C部屋が$8であった。
麺を一碗すすって、本日はこれまで。