***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1996年12月5日木曜日

首都到着、そのまま獅城へ飛んだ

五時半到着予定が少し遅延して、六時半。歩いてJalan Jaksaへ行き、10000Rpのこれ以上無いと言うぐらいの狭いツイン、もちろんバス・トイレ共同にチェックイン。荷物置き場もないほど狭い。シャワーを浴びて一休みし、シンガポールまでのチケットを買いに行く。一番安いAir India、Pakistan Air、Bimanの三社はすでに満席だった。メッカ巡礼の季節なのだそうだ。仕方なく、QantasをUSD85で買う。T/Cで支払った。

インドネシアルピアの手持ちがほとんど底をついた。カップラーメンと牛乳とピーナッツと水を買って6500Rp、空港までのバス代が8000Rp、空港税が50000Rpで、そこまで払うと私達の手元には紙のお金が一枚も残らず、見事に使い切ったのでありました。

スカルノ・ハタ空港は巨大で豪華な空港でした。私は初めて乗る、発展途上国ではない国の国際線にわくわくだ。これまで乗ったのがAir India、Biman、中国民航、ましなところでDragon Air、KAL、GULFだ。カンタスはオーストラリアの会社だからなあ。あ、でもそういえばルフトハンザに乗ったこともあるんだった。しかもなぜかアップグレードされてビジネスクラスだ。あれはなぜだったのだろう。

カンタスのサービスは良いとも悪いとも言えない感じでした。よく言えばめちゃめちゃ明るくてフレンドリー、はっきり言うとめっちゃラフ。若い女性FAというのがひとりもいなくて、若い男の子と年配女性ばかり。やることやったらずーっと仲間内でおしゃべりしているうちに、ジャカルタからシンガポールへの短いフライトは終わった。

大量のインドネシア人乗客の乗機が遅れたせいで(国内線乗継遅れ?)、到着も一時間遅れ。すで日が暮れている。空港バスの乗り場に向かうと、白人のおばあちゃんが私達に”Japanese? Koriean?"と声をかけてきた。そしてLee Travellers G/Hの地図と住所を印刷した紙をくれて、ここのベッドは安いわよと勧めるのだ。白人の、しかもおばあちゃんの客引きというのも珍しい。Lee Travellersは正にたまたま私達が行こうとしていたゲストハウスなので、16番バスで向かうことにする。ドミトリーはすでに埋まっており、一番安いツインは25$であった。近所もいくつか当たってみたが、Lee Travellersが一番清潔そうに見えたので翌日のドミトリーを予約してそこに泊まる。ドミはFan部屋が$7、A/C部屋が$8であった。

麺を一碗すすって、本日はこれまで。