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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1996年12月7日土曜日

シンガポール動物園

窓を開け放して眠ったため、Fanの部屋なのにたいそう寒かった。起床して今夜の宿代を払うと、昨日両替した分がもう殆ど残っていない。無駄遣いは一切していなくて、シャンプーと歯ブラシを買ったぐらいなのになあ。やはりシンガポールの物価は先進国だ。

昨日の両替屋ヘ。店が開くまでをセブンイレブンで買った新聞を読んで過ごす。両替後にMRTに乗って動物園へ向かうも大雨。MRTを降りてバスに乗り換えるともっと大雨。私達にとっては贅沢な出費である入場料を無駄にしたくないので、入り口で小止みになるまで待ち(ならんかったら入らない)、二時前ごろ、小降りになったのをみはからって入った。

Singapore Zoological GardenはOpen Zooとして有名で、檻や柵をほとんど見えるようには作っていない。危険ではない動物はできるだけ放し飼いにする方針で、孔雀なんかはそのへんをいっぱい歩き回っている。小さいサルもいる。丹頂鶴もいた。それと、動物園のいたるところに小川や滝があり、水の流れる音がとても気持ち良い。

インドネシアでは見に行かなかったKomodo Dragonもここで見た。ホッキョクグマやアシカ、マナティ(超かわいい♥)、ピグミーカバ、クロコダイルなどは、半分水槽になっている部屋の中で買われていて、きれいで透明な水を通して、ガラス越しに泳ぐところを見られるようになっている。ホッキョクグマはかっこよく、アシカは目立ちたがりだ。ガラスのてっぺんに乗ったりしているので、その気になれば脱走できそう。マナティーはきっと、オランウータンと好朋友になれるタイプだと思う。

3-4mぐらいあるクロコダイルの腹は牛よりでかくてぞっとする。普通のカバは2000kgを超えるのに、ピグミーカバは180kgしかない。とてもちっこいかわいいカバ。しかも泳ぎが苦手なのだそうだ。

雨にもかかわらずとても楽しめた。天気のよい日にまた来たいなあ。