***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1996年12月24日火曜日

マンダレーの丘に登る

クリスマスイブです。だからといって何があるわけでもなく、特別なことを言えば私が久しぶりに気道感染を起こし、喉が腫れ上がっていてつばを飲み込むのもつらく、黄緑色のねとねとの鼻水がつまっていて顔の上部前面が重く頭痛がし、歩くと振動のたびに歯が痛いという、それだけのことである。

しかし体はなんともないので、とりあえず抗生物質(タイの薬局ならどこでも勧められるアモキシシリン)を飲んで、午前は安静に。午後からマンダレーヒルに出かける。門票はUSD4もしくは400Kyatであったが、昨日のセコ作戦を本日もやってみた。成功。なお相棒はこの日Longyi(ミャンマーの民族衣装、男性も穿く巻きスカート)を穿いていた。腰が細いのでよく似合う。

丘をふうふう言いながら登る。山裾には何百もの仏塔を従えた大仏塔や、広大な王宮跡が広がっており、長めのよろしいことと言ったら無い。また、マンダレー盆地がみごとにぺったんこの盆地である地形も見て取れる。

落日は美しかった。登ってきたのとは別の道を降り、バスがなかったので通りかかった三輪で帰ってきた。ここの三輪タクシーは、自転車の横のサイドカーに、二人背中合わせに座る形式である。初めて見る形。

アイスクリームとばんごはんを食べて、本日は終了。