このホテルは朝ごはんがいい。インドネシアの朝ごはんは申し訳程度だったが(ビスケットのように小さくて薄いトーストが二枚、お茶、バナナなど、運が良ければ卵がつく)、ここでは立派な焼き立てトーストが三枚(追加可)、ジュース一杯、お茶かコーヒーが二人でポット一杯、ミルクは別にミルク入れに一杯、卵は二つで、調理方法は注文できる(ボイルドエッグ、5分、とかね)。果物は日替わりで、冷たいオレンジ、パパイヤ半分、バナナ2本など。バターは自家製と思しきやつが小皿にでん!と盛られてくる。ジャムも、アプリコット、いちご、オレンジなどが日替わり。
今日はビルマおやつを食べ歩いた。小さい揚げパンみたいなのや、コメの粉を練ってあげたやつ、もち米を竹の筒に詰めて蒸したあと、5-6センチの長さに切ってやはり揚げたもの(これは白米のと紫米のと両方ある)、などなど。しかし実は一番美味しかったのは、「なすび・じゃがいも・苦瓜の天ぷら」なのであった、
本日の私のひらめき。バックパックやデイパックのほころびを、道端ミシン屋さんに直してもらえば、私が繕うよりずっとうまくて丈夫ではないか!私っておりこう!!!
そこで二箇所破れている私のデイパック、一箇所破れている相棒のバックパックを持って市場に行き、なんと30Kyatできれいに修理してもらった。りんごひとつ分のお値段である。
修理を待つ間、市場横のお茶屋でビルマ茶を飲む。激甘激濃のロイヤルミルクティーだ。ちっちゃいカップで飲むこの濃厚なお茶は、乾いた気候に合ってばつぐんにウマい。ものすごく薄い、なんとかチャパティに似たおやつは温泉せんべいに似た味がした。かまどで30秒ぐらいでカリカリに焼き上げてくれるので、香ばしい。
夜、道端インド人の店でビリヤーニとポテトカレーを食べる。このポテトカレーがまた、日本のカレーそっくりの味で私は驚いた。日本のカレーはイギリス風らしいので、イギリスの植民地であったビルマに残る、イギリス風カレーということなのだろうか?
相棒はココナッツライスを頼み、これが彼的には大失敗。わたしが名前から予想したとおりの味である。ビーフジャーキーも食べてみた。まあまあ。私の体調は完全に回復したが、代わって相棒の体調がよろしくない感じに。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。