10時チェックアウト、行くところもなし、郵便局へ行った後に、昨夜のレストランに長っ尻。幸い客は私達だけだ。
11時半、相棒がSurabayaまでのチケットを買いに行く。事前のリサーチでは、旅行会社を通すと35000Rp、運転手に聞くと30000Rp、地元のおばちゃんに聞くと20000-25000Rpということであった。これまでの経験上、私も一緒に行くとあまり値切れないことがわかっているんで、相棒単独の挑戦である。私が金持ちに見えるとはとても思えないので、ようは女であるということで足元を見られているのでしょう。
さて相棒、エアコンバスをなんと23000Rpで買ってきた。でかした! これまでのルートでは、いろいろぼられてたんだろーなー。
二時乗車、二時半発、四時頃デンパサール到着、テレビでインド映画を見ながら過ごす。毎度のことだがインド映画を見ているとめっちゃむかつく。なんでかというと、出てくる女が全員弱いからである。ガッツのない、ひ弱な、やられっぱなしのヘタレばっかりであるからだ。インド人の考え方を反映しているからであろうが、心の底から怒りがたぎってくる。無性に暴れまわりたくなる。ひとりぐらい、麻宮サキとかヴィクトリア・イフィゲニア・ウォーショートスキーみたいな女はおらんのか。
その点香港の映画は総じて女がそこそこ強いのでよろしい。方世玉のお母ちゃんとか。私が鞏俐を好きなのは、彼女の演じる訳が物理的に武術が強いというわけではなくとも、意志の強さ、生命力の強さを感じさせる役ばかりであるからだ。それは鞏俐自身の個性がそうであるからだと思う。だから余計に、それを押しつぶしてしまう中国文化の恐ろしさが際立つわけですが。菊豆、覇王別姫、大紅燈、老婆橋、みなそうだ。ま、エンタメ映画と文芸物を同じ皿に乗せてもしょうがないですね。
バリ時間四時半、ジャワ時間三時半にSurabaya到着。毎度おなじみバスターミナルのWaiting Roomで夜明けを待つ。こんなに早く着くとは思わんかった。デンパサールから九時間かかってない。
Patas P1でJalan Pemudaへ向かい、Bomoe Dem Youth Hostelにチェックイン。めっちゃ狭い二段ベッドのドミが5500Rp、同じく二段ベッドのツインルームが12500Rpもするのであった。ツインに入ったが、上のベッドは雨漏りで湿っており、とても横になれる状態ではない。仕方なく、下のベッドに二人で寝た。Surabaya、二泊するつもりだったが明日出よう。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。