朝10時の船は10時半に出港、上出来。しかし4時間のはずだったが6時間かかった。途中からシュワルツネッガーの映画を放映し、退屈しのぎで助かった。スマトラのペラワン港へ入港。60日ビザをもらってひと安心。しかし、人口が多いとどこも中国並みの人品骨柄になってしまうのかのう。イミグレでぶつくさこぼしてしまったら、隣にいたインドネシア華人に「その通りだ、ここは貧しい国なんだよ」と北京語で言い返されてしまい、びびった。
しかしひとあたりよい人々もたくさんいる。メダンでバスを降り、モーレツにトイレに行きたくなってしまった私が通りすがりの華人女性に、トイレに行けるようなショッピングアーケードかホテルかはないかと訊ねると、それは御困りでしょうと、自分ちのトイレを貸してくださったのだ。うひー、ありがとうございます。本当に助かりました。そしてほんとにすみませんでした。
オート輪タクに乗った。途中で加油。先の細いじょうろにまず透明な油を大カップ一杯、それから黄色い油を小カップ一杯、ぐるぐるかきまぜてガソリンタンクに注ぎ込む。なんなんだ、あれ?ガソリンは赤、ディーゼルは無色透明だと思うのだが。
シャワー・トイレ付きダブルが1,5000Rps、US$1=2,250Rpsで替えたので、US$6.66666…か。しかし部屋は狭く、もひとつである。2階の広いほうの部屋は25,000Rpsだったが、安いほうに泊まることにする。
華人は多いが、ごはんにはもひとつの街である。夜市へ行ってみるもたいした収穫無し。部屋へ帰るとすることもなし、相棒はピーナッツをもそもそ食っており、私はガラムを吸っている…