***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1996年10月15日火曜日

オランウータン堪能

朝起きたら8時近かった。ウータンがエサ場に来るのは朝8時-9時、午後3時-4時。今から許可証をとって公園に行くには、ちょっと寝坊である。

あきらめてゆっくり朝ゴハン。それからしばらくぶりの洗濯。ジーンズにシャツ3枚、下着3セットでへとへとになった。シャワーを浴びて昼食。やはり一時間かかった…、でもすんごくおいしいマッシュポテトだ。いらちの相棒は…(以下略)。

タイよりもさらに腐った外人の多いところである。というか、悪いけど、どうしてオージーガールズってあんなに頭の悪そうなインドネシア男が好みなのだろう。まさに頭が悪そう「だから」か?しかし、どう見ても悪いのは頭だけじゃなさそう…。根性とか健康状況とか。病気か虫かどっちか持ってそうである。反対に、こちらの女性はタイとちがって身持ちが固いので、男性旅行者にとってはタイほどおいしい国ではないようだ。

とまで書いて、対岸を見やると、あ!オランウータンだ!!!若いオランウータンがゆっくりと木を伝って降りてきた。急いで双眼鏡を出してみたが、2-3分でまた丘の向こうへ帰っていった。でもラッキー。のそのそ~とスローモーな動きがとてもご愛嬌。とシアワセにひたっていたら、また降りてきて、結局20分ぐらい私たちを楽しませてくれた。

3時前に自然公園に出かける。木のカヌーで対岸へわたり、恐ろしくぬかるんだジャングルを30分ほど歩いて、オランウータンのエサ場へ。公園の従業員がリュックからバナナを出すと、子連れの若いオランウータンがやってきた。いやあ、かわいいなあ。それにしても私たちがどろどろの地面の上をそろりそろりと歩き、何人かはきっちりすべってころんで泥まみれになっているというのに、オランウータンの自由自在なことよ。赤ちゃんウータンでさえも、ひょいひょい枝を飛び移り、体を支えるのに足一本さえあれば充分なのだ。

満足。しかし動物には食材としての興味しかない相棒がぽつりと私に尋ねた。「…満足?」付きあわせて悪いなあ、私は、とっても、満足。ぐはは。