この部屋、大きな欠点があることがわかった。目と鼻の先にモスクがあり、そこの屋外スピーカーから流れるアザーンの直撃を食らうのだ。朝5時前に飛び上がって目を覚ました。世の中うまくいかんものである。
昨日の残りの食パンとホットマルキッサで優雅でしみったれた朝食を楽しみ、ツーリストインフォメーションへ。ボロブドゥールとプランバンナンへの生き方を 確認。すると!プランナンバンの野外劇場のラーマーヤナは、本日が今年最後の公演であることがわかった。今日を逃すと来年の5月まで無いのだという。なん たる幸運。見に行かねば!
昼食をその名もRama Restoran(←インドネシア語の綴り)で取った。名に反していきなり中華。
プランナンバンのヒンドゥ遺跡は素敵であった・・・。無残に崩れ落ちた遺跡の石塊には美しいレリーフが無数に残っており、つはものどもが・・・そのままの 光景である。夕暮れの淡い空に尖塔が幾つも立ち並んでいる様子は鳥肌が立つほど荘厳であった。野外劇ラーマヤナも、予想より見ごたえがあった。悪者の「俺 たちは~、悪いやつ~♪」的な踊りはコミカルで、ヒーロー&ヒロインのダンスは優雅であった。日が落ちた後の暗闇で、炎を使った見せ場もよかった。うむ、 今日はいい日だ。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。