起床。洗濯。普通の洗濯はすぐ済んだが、油を吸った布二枚、タオル一枚、デイパック、ポーチは洗っても洗っても油臭く、どうにもならない。大量の洗剤を溶かした水に、しばらく付けておくことにする。
列車のチケットを買いに、Gimbor駅へテクテク歩いていく。徒歩15分ぐらいか。明日朝のチケットが10分ほどですんなり買えた。ビジネスクラスが二人分で49000Rp、約8時間の旅である。ジョグジャまで何キロあるのかな。列車はどんな感じなのだろう。
それにしてもジャカルタは暑く、バンコクのように逃げ込めるスーパーやデパートがなく、バンコクより市内バスが不便で、しかも賑やかな場所の面積がバンコクよりどうやらべったり広く、そしてバンコクよりもずっとメシ屋が少ないのであった。とくに最後のやつは痛い。
安くてそこそこ清潔そうなメシ屋というのが安宿街であるJalan Jaksaにしか存在せず、それ以外となると突然マックとかKFCとかの外資ファストフードになってしまう。それ以外で探すと、相棒の苦手な作りおき&激辛パダン料理となる。さらにそれ以下の価格帯となると、中国の路傍で鍛えられている我々もたじろぐほどの衛生水準の屋台となってしまう。そしてフォークとかスプーンは提供されないので手で食べることになる。(私は場合によりOKだが、相棒は絶対に駄目)
高 高級レストラン
い レストラン
KFCとか
普 マクドナルドとか
通 ★Jalan Jaksaの貧乏な外人向けめし屋★
★このへんが充実してない★
安 パダン料理
い 屋台
タイだと★印のあたりが充実していて、氷も大抵はキューブアイスなので、冷たいものがそれなりに飲める。ジャカルタではキューブアイスを見かけず、ということはそれは水道水であるという可能性が高く、いまのところ歯ですらミネラルウォーターで磨いているのにそんな冒険はできない。この日二人でミネラルウォーター1.5Lを三本カラにし、コーラ2杯とオレンジジュース1杯、ビールを大瓶一本飲んだにもかかわらずトイレの回数は通常と変わらず朝昼晩の三回だけであった。気をつけて水分をとっていないと、あっというまに脱水症状になりそうだ。
さて余った時間にJakarta→Singaporeのエアチケットの値段を調べに行く。最も安いパキスタン航空がUSD65と格安であった。しかしそれは夜11時半頃にシンガポール到着という時間の悪さなのです。その他にはカンタス、インド、ガルフなどなどがあり、USD100ほど。ガルーダはいろいろ時間があったけど、USD160ほどもする。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。