相棒、きっちり風邪。寒さに弱いやつだ。私は長袖を着ていたし、先手を打って薬も飲んでいたので何とも無し。
本日は天気が悪く、火山に登るはやめ。というか、外国人ツーリストがもう10何人遭難しているというのでびびったのである。天候の悪い日に温泉へ下るルートをとると、危険なのだそうだ。最も危険なのは火口から温泉へ向かうくだり道で、死亡事故はすべてこのルート上だそう。しかし雨さえ降らなければなんてことはない山道であって、そこで人びとはやっぱり「登山の後の温泉」に惹かれてこのルートをとる。ところが山の天気は極めて変わりやすく、一天にわかに掻き曇り…で、10何人である。さて、どうしよう?
どっちにしろ相棒の体調が思わしくないので今日はムリ。本日はミニバス(コルト?オプレット?)でリンガという近所の村を訪問。古い民家がたくさん残る、飛騨の合掌村のようなところだ。一番大きな家を見せてもらったら、いろりがなんと5つもあった。ひとつの囲炉裏は2組の夫婦で共有するそうなので、ここには10組の夫婦およびその子供たちが住むことになる。出産のときにつかまる木の取っ手なんかも見せてもらった。
帰ってきて相棒、倒れる。午後中眠りつづける。大丈夫か?夕食後、9時にもならないうちにまたしても眠る。毛布を一枚余分にもらい、さらにバティックを2枚かけてやる。それでも寒そうなので、私の長袖シャツを2枚を着せて、粗織りシルクのマフラーを巻いてやった。大丈夫なのか?
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。