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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1996年6月11日火曜日

雨が続く昆明

雨が続く。昨夜同室のO氏、非常に若く見えるが結構なおトシのはずとヒソカに踏んでいたら、やはりそうだった。O氏自身からどう思うかと話を振られて、「60年代以前にに青春をお過ごしでしょう」と控えめに答えたら、ばっちり。なんと御歳59才ということであった。1939年生。それって父より年上ではないか!わっかーい!!!ご職業は「水商売」とのこと。私の感じでは美術教師かジャズ喫茶のマスターのような印象である。知識も教養もありげな人であった。

本日同室は韓国人二人。内1人が漢語ばつぐんにうまい。しかも留学経験なしだという。どーやって勉強したんだ。韓国では短波ラジオは違法だという話(北韓のスパイとみなされるため)と聞き、驚く。

さて本日の同室はほかにイギリス人男が1人とスペイン人女性が二人。このイギリス人がタチが悪く、瑞麗でK嬢に言い寄って断られたあげく(当たり前)、一晩中彼女の部屋のドアを蹴り続けたといういわくつきの男であった。お行儀も悪く、熱い熱いポットのお湯をいきなり窓から下へ(通行人は・・・)ブチまけて同室の我々を驚愕させたり、人の洗濯物を次々と床に落として自分のを掛けたりと、要は体力のある電波系。本日は韓国人二人および我が相棒と非力ながらも男手が3人居るので、あきらめて就寝。