***このブログについて***

書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1996年6月26日水曜日

言ってはならない10のコトバ

毎朝8時前に部屋の掃除に来るのはやめてくれ。おおかた、中国人(相棒のことだ)が外賓の女を連れて泊まっているので、イヤガラセに来とる のだろう。夫婦だっつーのだ。中国語のわからん外人のふりをして追い返す。9時過ぎにチェックアウト。

服務員室に、言ってはならない10のコトバという標語が張ってあり、いくらなんでも、笑った。「時間だ、早く出ろ!」「釣り銭はない。自分でくずしてこい!」「あんたは私に尋ねるが、私は誰に聞けばいいと思ってるんだ?」「知らん、下で聞け!」「知らん、別のヤツに聞け!」「上に言うなら言えばいい。私は別にかまわないから!」「うるさい!」などなど。写真を撮りたかったが、モメるのがわかっているので断念。

列車は黄土高原をぬけて、夜8時過ぎに西安到着。タクシーで勝利飯店へ。56元と66元のツインが空いており、どうちがうのか尋ねると、エアコンの有無だと。半信半疑ながらエアコン付きのツインをとる。なんとびっくり、冷え冷えであった。すごいやん。

長いことコメツブを食していないので、食堂探しに出る。1階で昆明で同室だったO氏に再会。例の、59歳には見えない人だ。成都から重慶、三峡 下って武漢から来たところだという。明日、ゴハンを食べに行く約束をする。

久しぶりのコメツブには、最近めずらしくなった国営の食堂でありつけた。キノコの炒めものが好吃である。風呂(共同シャワー)入って寝る。