6時半、起床。かすかな吐き気とかすかな腹痛。またしてもおなかがゆるくなっている。何食った、ゆうべ。とりあえず正露丸を5粒のんでみた。吐き気は治まる。腹痛もなんとか気にならない程度に回復。
ゆうべは例の国営の店でO氏と食事。さすが国営、だいぶたってから「今日は米がない」とぬかしてけつかったため、しかたなく昼に焼いたというモーモー(ナンのようなもの)をもってこさせ、主食にして食べた。
たけのこと豚肉の炒めもに、きのこのいためもの、麻椒豆腐、たまごのスープ、以上4品を注文したが、スープが最後まで出てこない(中華ではスープは最初というのが基本)。忘れとるのだ。さすが国営。
国営への悪態をサカナに、和平門夜市へ行ってシシカバブを30本、ビール1本、羊の腎臓20本をたいらげたのだが、さてどれにあたったのか。
11時半。大解(小用は小解という)に行くと正露丸の匂いのするかたいやつが出た。どうなっておるのだ、私の腹。しかし全快。
全快したので性懲りもなく国営の食堂へ行く。なんで行くのか自分でもわからん。マゾか。なんか期するトコロでもあるのか。30分待ってやっと料理が出てきたが、催促しても催促しても白ゴハンが出てこない。本日は「白飯はあるのか」と確認した上での食事である。これが期するところか我々。そしてさすが国営。期待を裏切らない。それはちがうぞ。
オカズをきれいにさらえてしまい、席を立ってゴハン代を返却せよと申し立てると、レジのクソ女ときたら金を返してほしかったら厨房へ行って食券を取返してこいとぬかしやがった。
もともと、麺を注文するつもりだったのだがこのクソ女が白飯があると断言したから炒菜(オカズ)+白ゴハンの食事にしたのである。その方が麺よりかなり高くつく。しかし南方人の相棒は麺や餃子などの粉食はめったに食べない。だからメシにしたのだ~!バカモノ。その態度、口のきき方、すべてがにくそいことこの上なし。しかし我々はひょっとするとこれを期していたのだろうか。いやちがう。と思う。しかし。
「自分は食券売りだから、どんな料理の準備があるかなんかわかるわけない」(白飯が料理かっ!)「とにかく金を返してほしくば厨房へ行って食券を取返してこい」なんで客の我々がそんなことをせんなならんのだ。だいたい厨房へ入ったってそんなもの返してもらえるとは思えんぞ。
温厚な相棒、ぎゃあぎゃあわめくクソ女(と、わめきかえす私<私って公平)を相手にしていても仕方がないと感じたらしく、では今、白飯があるなら袋に入れよ、持ってかえると指示した。これで食堂は2元(2元だ・・・)分の米を得することがなくなるわけで、穏健派の相棒らしい決着の付け方である。しかし、彼の相棒ときたら全く穏健派ではないのであった。つーか、こういうのを期してたのかなあ、私。いつか刺されそう。
ビニール袋入りのほかほかごはん、受け取るなり、食券の上にぶちまけて、念入りに食券とこねくりまわしてやった。クソ女の顔の上じゃないだけ、私にとっては温厚な解決法だ。
相棒、私に激怒。クチきいてくんない。
夕方6時にチェックアウト、O氏の宿泊証を借りてシャワーを済ませ、タクシーで駅へ。荷物を預けて食事に行く。辛い辛い麻婆豆腐を食べて、軟臥へ。さすがに快適でヨロシイ。待合室も冷房代2元も取るだけあって立派だったしなあ。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。