エアコンうれしがって付けたまま寝たため、ふたりともおなかがゆるゆる。貧乏性な体である。本日は天水行きのチケットを手配にゆくも、外人窓口では軟臥しか扱っておらず、5~7時間ぐらいの乗車時間なのでそれはもったいない。しかし、硬座でも座れそうな西安始発は夜10時すぎに天水着なので、出来れば避けたい。遅れたら真夜中である。
その他は西安を経由する列車で、席はまずなさそう。無座で6時間。やだなあ。とりあえず乗ってみて硬臥車へアップグレード。出来るかなあ。失敗したら目も当てられん。それくらいならバスのほうがマシと、バスターミナルへ行ってみるも、天水行き/経由のバスがなぜか無い。あそこならあるかも、と教えられた西安西駅バスターミナルを探すと、西安西駅にはバスターミナルなんてそもそもなかった。(中国人は「知らない」と言わな いの項参照。)
ホテルに帰って(エアコン(はぁと))不貞寝をしつつ、どうすべいと考える。時刻表をじっくり見ると、夜9時40分発の143次直快は朝5時すぎに天水に到着することが判明。1晩寝るのなら軟臥でももったいなくはないと自分に言い聞かせ、軟臥を購入することに決定。下の一般窓口はあいかわらず大変な人込みであったが、外国人窓口はスカスカ。天水まで1人100元なり。
軟臥票を買い、気が大きくなったのか、本日は買い物をどっさりしてしまう。歯磨き粉、帽子、ノート、メモ帳などなど。(なにがどっさりやねん。)
西安で気が付いたこと。1)普通どの街でも街角立ち新聞売りは定年後のじいちゃんばあちゃんのお仕事である。しかし西安ではカバンを斜めに下げた若い衆をけっこう見た。1部4毛だ。10部売れて4元、100部売れて40元か。利ざやはいくらぐらいなのだろう。元手を考えると、一日働いてたばこ銭にすらならん ような気がする。
2)ジョルダーノがあった。品揃えはどう見ても去年香港で売ってたジョルダーノ。しかし、看板をあげていない。小さい看板も「 IORDANO」になっ ている。ジョルダーノの肥黎老板、李鵬のワルクチ叩いてから、中国での商売は大変らしいなあ。
2)西安のタクシー、上のタクシーランプが覆面パトカーのと同じで磁石でくっつけてある。平日は自家用車に早変わりか。
日焼の進むデコをなんとか保護するための野球帽(中国語では鴨子帽。鴨のくちばし・・・)、数日前から探していたが、本日発見。ししゅう入りのやつは48元で、「GAP」とまったく同じロゴ字体で「CAP」とか、へんな犬のもようとか、タダでもいらん奴ばかりであった。黒無地のが17元。しかも服務員が間違えて16元のレシート切り(古い百貨店では服務員がレシートを手書きし、レジでお金を払ってそのレシートにはんこを押してもらい、それと引き換えに商品をうけとるしくみである。)、ラッキー。本日のおかいどくそのいち。
本日のおかいどくそのに。コルゲートの旅行用歯磨き粉、5.6元が半額の2.8元。購入後、向かいの百貨店でまったく同じ物を6元で売っているのを発見。おいおいそれではコルゲート社がわざわざ化粧箱を特別にしてキャンペーンを張っている意味がないではないか向かいの百貨店。仕入れ価格だって普段より安いはずだろう。コルゲート社もちゃんと市場を監視しましょう。
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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。