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書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。

1997年1月23日木曜日

カナダ人最後の謎

朝からバスに乗ってBhaktapur(バクタプル)へお出かけ。エクスプレスではないバスに乗ってしまったので、一時間もかかった。途中でTimiという村を抜けていく。素焼きの獅子や象がたくさん売られていた。

今日はお天気がよく、ヒマラヤがクリアに見えてご機嫌である。バクタプルに到着すると、町の入口にチケット売り場があり、250Rs。ガイドブックの50Rsから大幅に値上がりしていた。カトマンドゥと違ってツーリストが殆どおらず、静かな街だった。王宮に入るのにチケットのチェックあり。

午後、またしてもエクスプレスパスに当たらず、遅いバスでちんたら楽しくカトマンドゥに帰ってきた。運転席の隣りに座ったので、景色もよく見えた。夕食後にカナダ人とばったり。仕事を見つけたと言うのでなんだと聞くと、日本の映画だという。主人公に話しかける外人の役で、ギャラはUSD100。やったじゃん!これまでのバッドラックを全部帳消しにできるじゃん!「明日は僕のフィルムデビューの日さ!」と明るく笑うので、オメデトウという気が九割、この人ほんまに大丈夫なんかな…という気が一割。

後記:1997年の邦画で主人公がカトマンドゥにくる映画というと、深夜特急のユーラシア編が97年7月に公開されている。ひょっとしてこれなのだろうか?真相は永遠に謎。