朝食の後、Loof Top Garden(ただの屋上とも言う)で日向ぼっこ。高地なので、日向はポカポカと暖かく、日陰はいきなり寒いという、月の表面のような気候である。
昼食の後、Monkey Temple(猿寺)というカトマンドゥ北郊の丘の上にある仏教寺まで遠出する。片道一時間ぐらい。たいそう急な階段を登りきると、カトマンドゥ盆地が一望される景色が開けた。見事な眺めだ。あいにく霧が深く、本日は晴天なれどもヒマラヤは見えずなり。残念残念。
寺は完全にチベット式で、チベット人でいっぱいだった。インド人観光客も多かった。不思議だったのは、シーク教徒の若い男性が首から数珠をかけてお参りに来ていたことで、彼は布で頭を覆い、額の上にお団子をのせている典型的な若シークだった。シーク教でもブッダは聖人なのだろうか?
山の麓で、8月にチェンマイで会った人とばったり出会った。タイから飛んできたばかりだそうで、しかしあの後一度は日本に帰っており、今回の旅ももっと長いものにする予定だったが、付き合っている彼女がじゃあ別れるというので、仕方なく三ヶ月ほどで帰るんだそうだ。いろいろ大変ですね。
相棒、風邪をひく。やはり亜熱帯育ち、寒さには極端に弱い。
***このブログについて***
書き続けている日記のうち、旅行記をここにまとめておきます。右サイドメニューの「その他の旅行」から各旅行の目次に飛べます。サイドメニューの下のほうの「痩公胖婆400天渡蜜記」は、一年と少し(1996/03/31 - 1997/06/01)にわたった新婚旅行の記録の目次です。気が向いたときにぼちぼちあげています。